昨年末に17年間逃亡生活を続けていたオウム真理教の残党が出頭し、逮捕されるという出来事がありました。今日、その逃亡を助けた元信者も出頭し、逮捕されたそうです。
あれから17年になるんですね。
東京の地下鉄にサリンが撒かれ、多数の犠牲者が出た日のことをなぜか鮮明に覚えています。現場が霞ヶ関と言うことで、当日東京方面へ出張している者がいないか、大急ぎで調べた記憶があります。
ちょうど1月に阪神淡路大震災があった直後の春のことで、それまでは「安心・安全」であることが代名詞のようであった我が国で、続けてこんな恐ろしいことが起こるとは、とても信じられないことで、ある種の不条理や無力感を一気に感じさせられる衝撃的な出来事でした。
特にオウム事件に関しては、彼らが一体何をしようとして、あのような狂気の沙汰に及んだのかさっぱり判りません。主犯である元教祖が、すべてを明らかにする意志がない以上、我々にはそれを知るすべがありません。
今回の逮捕で、その一端でも明らかにならないだろうか。
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