あのとき、なんであんなことをしてしまったのだろう。
あのとき、こうすれば良かったののに、なんで!?
人は、何かあるたびに、あのとき選ばなかった道を思い描きます。
そしてそれは常に今よりも素晴らしくバラ色の風景を伴っています。
私の場合、後悔することは全て、「なぜあのとき、あれをしなかったのだろう。なぜ止めてしまったのだろう」ということばかりです。
「なぜ、あのとき思い切ってやってしまわなかったのか」「あのとき、もう一言本心を叫んでいたら」
何度思ったことでしょうか。
それで、人生は変わっていたかもしれませんし、何の影響も与えなかったかもしれません。
実は、今の人生、それほど気に入っていないわけではありません。
結構楽しい人生を送っているとも思っています。
けど、あのとき、思い切ってもう一歩踏み出していたら、どんなことが起こっていただろうか。
そうやって夢想することは、結構退屈しのぎになります。
まぁ、所詮は臆病モンの遠吠えなんですが。