2008年11月30日日曜日

京の年末 風物詩


今日から京都の南座では年末恒例の顔見世興行です。
顔見せが始まると12月、いよいよ師走に突入です。

2008年11月28日金曜日

天神川


今日の一枚は、河床にに立つ一羽の鷺。
場所は、京都の西部を流れる天神川。
新しくできた右京区役所のすぐそばです。

2008年11月26日水曜日

久々の見本市

今日は、大阪のインテックスで開催された見本市へ行ってきました。

会場のインテックス大阪

今日の見本市は、特許に関するもの、ロボットに関するもの、環境(特に水環境)に関するものの3本立てで、それぞれに非常におもしろい見本市であった。特に特許関連は、私の現在の仕事にも大いに関係する部分であり、およそ3時間をかけじっくり拝見することができた。

その印象を少し。
今回は農業関係のコーナーが特に設けられており、農業関係の企業や公設研究施設、大学などがブースを構えていた。その中の一つの農業関係の公設研究施設の方とお話をさせていただいたのであるが、今回の出品の目玉は、「杯」の部分が特に大きなお米!という物であった。
ご承知のとおり杯の部分というのは精米の際にとれてしまう部分で、これまではそこをできるだけ少なくして、可食部分を大きくするというのが、改良の歴史であった。ところが、日本の国民のお米の食べ方が変わってくると、このような変わった種類のお米が、新品種として生まれてくる。
お米の新品種を作るためには、およそ10年、小麦では15年かかるそうである。
10年15年先の日本の食糧事情はどうなっているのか、そして彼らはどうなっていることを想定して、今の研究を続けているのか。残念ながら、時間がなくて一番聞きたい質問ができなかった。

もう一つは、防災、特に免震装置が何件か出展されていた。
それぞれ、構造が少しずつ違っており、単純な比較はできないのであるが、いずれも施工実績が上がらないというのは同様であった。地震国である日本では、大手の建設会社が免震構造住宅を普及させようと躍起になっている。いずれ標準になっていくのであろうが、どの工法が最終的に生き残るのか、楽しみである。

今回の見本市は、中小企業の持っている特許を流通させることで、産業を活性化させていこうとするものであり、経済産業省が主催をしている。特許を取ることがすべてではないが、中小企業にとっては非常に弱い部分であり、新しい技術や製品を開発しようとしている企業の方は、知的財産の分野にも目を向けてほしいものである。

京都嵯峨野の秋

京都嵯峨野の天竜寺境内です。
真っ赤な効用目当てに早朝から、大勢の観光客でした。




嵐山から阪急の駅へ向かう途中
紅葉の下にたたずむ鷺一羽。
そして周りには、多数のアマチュアカメラマン

2008年11月21日金曜日

京都駅ビル



いよいよクリスマスシーズンです。
京都駅ビルにも巨大なツリーがお目見えしました。

駅ビルができて11年だそうです。
実は完成したときは京都にいなかったので、
よく知らないのですが、
完成してまもなく、怪獣ガメラが出現し、
この巨大な空間で暴れ回り、
破壊されてしまったそうです。

今ではこんなに立派に復元(?)しました。

鍋祭り??



先日から、職場の近くに立っています。
明後日です。どんな祭りなのでしょうか?

2008年11月20日木曜日

JR京都駅



今日は、朝から京都駅近くの会場で
セミナーを実施いたしておりました。
会場へ向かう途中で一枚。

2008年11月19日水曜日

今日は何の日

今日11月19日について、

先日書店で本を物色していて「リンカーン演説集」という本を見つけ、立ち読みをしておりました(ちなみにその後ちゃんと購入いたしましたので、念のため)。

リンカーン大統領といえば、「人民の人民による人民のために政治」という演説が有名ですが、これは南北戦争のさなかゲディスバーグ国立戦没者墓地で、戦没者追悼演説の最後の一句です。
リンカーン大統領は、奴隷解放の父と呼ばれるなど、奴隷制廃止を打ち出して大統領となった人物で、結局その奴隷解放を巡って国内を2分する南北戦争に突入します。
演説の中では、自由の為に尊い命を落とした戦士達を讃えると共に、さらなる正義の戦いに向けた決意を述べています。
そのリンカーン大統領のゲディスバーグ演説が1863年11月19日だったのです。

アメリカ合衆国至上最も尊敬される大統領と言われるリンカーン大統領がすすめた奴隷解放は、今年ついに史上初の黒人大統領の誕生となって大きく花開きました。
一方日本では、厚生労働省の事務次官OBを狙った殺人テロが世情を賑わしています。

奇しくも、リンカーン自身もこの演説の翌年大統領に再選され、更にその翌年兇弾に倒れているのは、ご存じのとおりです。

government of the people ... by the people ... for the people ...、
全文はこちらを

2008年11月18日火曜日

出町



今日は、京都御所の近くにあるインキュベーション施設内の
とある企業さんを訪問してきました。その帰りに一枚。

2008年11月17日月曜日

都会の真ん中でも



私の働く京都リサーチパークの中庭です。
意外と季節ごとに目を楽しませてくれる
植物が植えられています。

2008年11月16日日曜日

二条城

先日、久しぶりに京都の二条城へ行ってきました。

大政奉還の舞台となった二の丸御殿などは、
これまでに何度も行ったことがあり、
そのたびに、大きな歴史の舞台が
あちこちに点在する京都のすごさ
ここに住むありがたみを深く感じ入っている。

先日は初めて本丸の方へ入ることができた。
建物へは入ることができなかったが、
旧天守閣跡からみる町の風景は
なかなかの絶景であった。

写真の後方は比叡山

この建物は、本丸の敷地後に明治維新後
御所から移築された物であるらしい。
普通の城跡には絶対考えられない、
京都らしい風景である。

忍び寄る恐怖

今朝の朝日新聞の一面トップ記事は、私たちが「もしや」と危惧していたことが「やっぱり」という確信的な恐怖に変わったゾッとするような記事であった。

ここのところの金融・経済の状況を見て、大多数の企業が、2010年春の新規採用予定を2009年春の予定よりも縮小するとする計画であるという記事である。
同時に、来春の卒業予定者の最小内定取り消しをする企業もあちこちで出てきているともいわれている。
朝日新聞の記事によると、数年前の大不況時に採用を極端に絞ったため、組織の人員構造に極端なアンバランスが生じてしまった企業が多く、直ちに同じ愚を繰り返す企業はそう多くはないであろう、とのことであるが、何とか局所的、一過性のものであってほしいものである。

失われた10年に大学を卒業した人たちが、超就職氷河期と言われる時代の波に翻弄され、多くの優秀な学生が定職に就けず、非正規労働に従事せざる得なくなったことは記憶に新しい。今社会問題となっているネットカフェ難民やワーキングプア問題の現況とも考えられる。

同じ能力を持った人間が、生まれ育った時期だけの問題で、その能力を発揮するチャンスさえ与えてもらえないという現実はあまりに悲しい。

2008年11月12日水曜日

これが政治か!

ここのところ○○給付金なるものについて世間が騒いでいる。

最初に麻生総理大臣が自分で記者会見までして発表したときには、
大変申し訳ないが、絶対に何かの間違いだと思った。

ところが、その後の報道をみると、どうも本気らしい。
具体的な金額や給付方法について真剣に検討しているらしい。

無条件に喜んでいる人たちもいるようであるが、
率直に言って、どう考えてもこれは政治ではない。
麻生総理をはじめとする与党の政治家たちは、
その責任を放棄した者としか見受けられない。

幸い、直近の世論調査では過半数の人が、
給付金について評価していないそうである。

当然私も評価しない。
こんなことをしてしまう政権には何も期待できない。
即刻退場を願いたいものである。

2008年11月9日日曜日

11月9日

今日は11月9日。ドイツでは2つの大きな出来事があった日として記憶されている。

一つは東西ドイツが統一に向けて第一歩を踏み出した日、
ベルリンの壁が実質的に崩壊した日である。
当時の記録などを見ると、それはかなり突然の出来事であったらしく、
一説には当事者の些細なミスが発展してしまい取り返しがつかなくなったもの
などという噂がまことしやかにささやかれたものである。

10年前に私がベルリンで働いていた頃のオフィスは、
元壁を東側にほんの少し入ったところにあって、
毎日そのボーダーラインを越えて通勤していた。
あの頃の思い出については、また書いていきたいと思う。

もう一つの出来事は「水晶の夜」と呼ばれる、おぞましい出来事である。
第2次世界大戦の始まる直前、ドイツでユダヤ人の大迫害がおこったが、
その象徴的な出来事として語られている。

ユダヤ教の教会をシナゴーグいい、当時のドイツにも多くのシナゴーグがあった。
それらが一斉に焼き討ちにあったのが、この水晶の夜事件である。
名前は美しいが、町のあちこちでシナゴーグが焼かれ、
そこから燃え上がる炎を水晶の美しさにたとえたものである。

現在、ドイツの統一記念日は10月3日となっているが、
これは、壁崩壊の翌年、東ドイツが西ドイツに吸収される形で
形式的にもひとつの国になった日をとったものである。

本来ならば、実質的に一国になった11月9日を統一の記念日に
しようという動きもあったようであるが、それ以前の暗い記憶が
それを思いとどまらせたと聞いている。

11月9日。この日のベルリンは祝うでもなく悼むでもなく
複雑な空気が流れていたような記憶がある。

2008年11月7日金曜日

心が冷たくなったら

今朝の朝日新聞「天声人語」に面白い記事があった。
少し長いが、一部をそのまま引用すると次のとおりである。

『その「手と心」の関係について、米国から愉快なニュースが届いた。
手が温まっている人は、冷えている人に比べて、
他人に対して優しくなるそうだ。
大学の研究グループが実験結果を発表した。

たとえばホットコーヒーのカップを持った人は、
アイスの人より他人を好意的に評価する傾向が見られたという。
温湿布と冷湿布でも似た傾向が現れた。
やはり手の奥には心が控えているのか。
手のぬくもりは無意識のうちに心に結びつくらしい』

その昔、「手の温かい人は心が冷たい」と
まことしやかに言われたものであるが、
それとは全く逆の実験結果である。

私自身は、夏場も冷たい飲み物ではなく、
温かいお茶やホットコーヒーを愛飲してます。

暑さ寒さに関係なく、心が波立つときは
温かい飲み物で、手と心を温めては如何。

2008年11月6日木曜日

ジュラシックパーク

映画「ジュラシックパーク」の原作者である
マイクル・クライトンが亡くなったそうである。
66才、ここ数年はガンとの戦いであったらしい。

私の中には何人かの「ハズレのない作家」
という人がいて、そのうちの一人であった。

海外の作家と言うこともあって、翻訳者の
手腕によるところも大きいとは思うが、
奇想天外なその着想、専門的知識、スケールなど
どれをとっても非常に優れた作家であったと思う。

今後は新作にお目にかかることがないと思うと
本当に残念であるが、心から冥福をお祈りしたい。

2008年11月5日水曜日

変わるか、、、

日本時間の今日、海の向こうのアメリカでは大統領選挙が行われ、
事前の予想通りオバマ氏が勝利した。圧勝であった。

8年間の共和党政治(というよりブッシュ政治)が
嫌悪されたと言うことであろう。

実際のバトンタッチは来年の1月であるが、
それまでにどのような指導力を見せるか楽しみである。

ところで、オバマ氏は現在47歳だそうである。
私より1歳年上なのである。日本流には同級生である。
圧倒される思いである。

先日とある出版社から大統領選に関するアンケートがあり、
そのときには、誰がなっても変わらないだろう。
時刻が最優先で国際調和などと言うことは全く考えない
アメリカという国には多くは期待していないと回答した。

とはいえ、今回の金融危機を見るにつけても
やはり今の世界はアメリカ次第なのである。
向こう4年間の手腕に期待したい。

2008年11月3日月曜日

読書の秋

今日は文化の日であります。

この三連休は、特に用事もなく読書三昧にふけっております。
おかげで、硬軟取り混ぜて4冊ほどの本を読破できました。

その中でおもしろかったのが、「現代人の論語;呉智英」です。

ここのところ、月に1冊くらいは「論語」に関する本を手にしているのですが、
この本は、比較的わかりやすい文章で書かれた解説書で、読みやすい。
論語そのものの通読はとても無理、という向きには最適かと思う。

深まりゆく秋は、読書の秋と決めております。

2008年11月1日土曜日

本を読むこと

今日から11月、京都では源氏物語千年紀の式典が行われているとか。
天皇陛下が臨席されているそうで、私も昨日沿道で通り過ぎるのを見かけておりました。
京都文化博物館では匠の技の展示会も開催されます。

何はともあれ好天でよかったです。

さて、私は昨年の10月から、読んだ本の記録(といっても題名、作者、読了日とちょっと一言感想だけですが)をつけております。今年は10月末までで243作品になりました。
別のところで読書に関するブログも開いておるのですが、そこに載せる文章を書いている時間がもったいなくて、なかなか更新できておりません。

そんな中で、先日「本を読む本」という本を買って読んでみました。最近勝間さんが推薦図書に上げたおかげでブレークしているようで、書店にも山積みになっています。

これまで、あまり考えずに本を読んでいたのですが、今一度本を読む際の心構えを再認識させられたような気がします。いまでこそ巷には非常に多くの書物があふれており、お金さえ出せばいつでも簡単に手に入れることができます。アマゾンという優れもののシステムも動いております。
そういう中では、どうしても書物に対する打ち込み方が軽く薄くなってしまうような気がしてしまいます。
読んだ本を数えて喜んでいる私が言うのも変ですが、読書は量ではなく質であると改めて痛感させられます。

今年もあと2ヶ月ですが、その間で「これぞ!」と思える本を2冊発見し、皆さんにご報告したいと思います。ご期待ください。