2010年5月23日日曜日
大感染を防げ!!
人間には感染の可能性が無いようなので、その点では安心ですが、宮崎県と言えば牛肉、豚肉の大生産地であり、家畜として飼育している農家も多数あり、彼らにとっては生活を左右する大問題です。
また、感染の広がりを防止するため、県内の移動も大きく制限されており、一般県民の生活にも大変な不自由をかけることになりました。
そういえば、京都府でも今から6年前、鳥インフルエンザの発生があって、そのときにも今回と同様の大問題となり、府民の皆さんに大きなご不自由をかけました。
私自身も、被害のあった農家の鶏舎で、感染の拡大を防ぐためというやむを得ない理由から、生きている鶏たちの殺処分に動員されたことを思い出しています。
ウィルスの封じ込めおためには、これしかないと言うことは理解しているつもりですが、やりきれない思いをいたしました。
おそらく、現在の宮崎県でも同様の作業が行われていることと思います。小さな鶏と違って、巨大な家畜ですから、その作業の困難さは想像を超えるものがあると思います。
早速、初動体制や殺処分後の補償問題などで様々な問題提起が出てきています。もちろん、「次」の事故を生み出さないためにも、そういった議論は必要でしょうが、今はまず感染拡大を防ぐためには何をどうすべきか、ということに傾注してもらいたいものです。
皆さんは覚えておられますか、6年前京都で鳥インフルエンザが発生したとき、最初に発生した鶏舎のオーナーが自らの命を絶ってしまったことを。こういった苦い思いはもうたくさんです。
2010年5月20日木曜日
トイレでも油断はできない
トイレに行ったあと手を洗っていたら、隣で手を洗う男性と大きな鏡を通して目が合いました。
どこかでよく見る顔だったので、ぺこりと頭を下げて部屋へ戻ろうとしました。
ところが、廊下へ出てびっくり、大勢のスーツ姿の人たちが待ち受け、我が国際課の廊下を挟んで向かい側、広報課の小部屋には、テレビカメラがぎっしり。
そこで、先ほどの男性の名前を思い出しました。みんなの党の渡辺代表でした。
どうやら、この夏の参議院選挙京都選挙区に擁立する立候補予定者の発表記者会見だったようです。
いやぁ、まさかあんなところで鉢合わせするとは、、、
驚きの一こまでした。
2010年5月16日日曜日
沖縄
その間もアメリカ軍は沖縄駐留を続け、哀しいかな沖縄そのものもアメリカ軍に依存するかのような形でしか存続できなくなってしまった。
そして、ここへ来て「普天間問題」の勃発である。
様々な考えや駆け引きがあったとは思うが、結果的に前の自民・公明政権では、沖縄在留米軍を引き続き沖縄に固定化することでアメリカ側と合意した。
ところが、昨年の政権交代以降、政権与党はこの問題を白紙に戻し、再度検討することを表明した。他国政府との合意事項であるから、政権が変わってもそれは維持されるべきと言う理屈は充分に理解できるし、そうでなければ国際的な信用を失ってしまう。
現に近隣の国との関係で我々は何度も痛い目に会っているのは周知の通り。
しかしながら、それでもなお今回の見直し議論は間違いではなかったと私は評価している。ただ、惜しむらくは日本国民の誰もがその議論に応じようとしなかったことである。「沖縄の人はかわいそう。だけど私の近くではなく、沖縄で良かった。」沖縄県民以外の誰もがそう考えている。そのことを率直に口にしたのが東京都知事であった。
一方私の知るかぎり、唯一この見直し議論に応じたのが、大阪府知事であった。もちろん関西の政財界とも、この意見を黙殺した。
結果はどう出たとしても、この普天間基地見直し議論については、もっと生の意見をぶつけ合うべきではないか。この問題について、来週急遽全国知事会が開催されることになった。結果よりも、そこでどのような話し合いがされるのか、その中身に非常に注目している。
2010年5月12日水曜日
2010年5月10日月曜日
ヤワラの道は、、、
休暇中、なかなか進まなかった仕事が、今日からようやく動き出しました。
来週19日には、ちょいと大きなイベントがあって、その準備をしているのですが、気がつけばもう1週間前ということで、少々焦り気味であります。
ところで、今日一番驚いたニュースというのが「ヤワラちゃん出馬」のニュースです。
まさか、女子柔道の金メダリストで国民的スターの彼女を選挙に立候補させるとは、幹事長の豪腕を見せつけられた思いです。
そのニュースの横に流れていたのが、元プロ野球巨人軍の主力打者とエースの立候補。
ヤワラちゃんに比べると、そのインパクトは桁違いという感じです。
それにしても、参議院選挙となるとどうして知名度のみに頼った候補者が出てくるのでしょうか。
何なんでしょうね。
2010年5月9日日曜日
2010年5月8日土曜日
政権交代?2
英国では、保守党を中心とした連立政権へ向けた協議が始まるようです。
完全小選挙区制である英国では、今回のように過半数を制する政党がいないのは大変珍しいようで、「hanging=宙ぶらりん」という名前がつけられているそうです。
それだけ大政党に有利な選挙制度であったということなんでしょうか。今回、事前の世論調査でかなりの支持を集めていた自由民主党が結果的に少数の議席しか得られなかったことで、この選挙制度を見直すべきではないかと言う議論が出てきているそうです。
同じヨーロッパでもドイツの連邦議会では、小選挙区と比例代表が併用されており、現在の日本の衆議院はこの制度に習ったものとされています。比例代表制では、少数意見を守るためには優れているが、小さな政党が乱立することになり、政権の運営が不安定になると言われています。
そのため、ドイツでは投票の獲得率が5%に満たない場合は、議席を得ることができないとされており、あまり小さな政党は議席を得られないように決められております。
別にどちらが優れた制度である訳ではないのだが、英国では2大政党制、ドイツでは連立政権が常態化することの根拠となっています。
ところえ、この日本。私たちにはどういった制度が望ましいのでしょうか。
私たちの意志が政治に反映される制度とは。
いずれにせよ、政治へ関心を持たないことが当然のように考えられている状態を何とかしなければいけない。
我々や我々の子孫のことは、我々自身が意志を持って決めなければいけない。
2010年5月7日金曜日
政権交代?
ブレア、ブラウンと13年間続いた労働党政権もどうやら年貢の納め時のようである。
選挙前の世論調査では若干不利と言われていた労働党が、最後の最後に党首の大失策で大敗したという感じである。
いずれにせよ、過半数を取った政党がないので、最多議席を獲得した保守党を中心に政権運営を始めざるを得ないのであるが、如何相成りますか、興味は尽きないところである。
前の政権交代は、私がドイツに住んで直後のできごとなので、結構印象に残っています。保守党の支持率が急落し、労働党政権が圧倒的な支持を受けて誕生いたしました。
今回は、この間の戦争や世界的な経済危機への対応につき、厳しい評価が下されたという所でしょうか。
翻って、我が日本国はどうでしょうか。
昨年、圧倒的な支持を受けて誕生した民主党政権。
半年をようやく過ぎたところですが、なかなか厳しいようですね。
できれば長い目で見てあげたいところですが、ちょっと限界かもしれませんね。
2010年5月6日木曜日
ギリシャ騒動
私がヨーロッパにいた10数年前からギリシャという国は、数あるEU諸国の中でもなかなかに難物であったように思います。
ご存じの通り、ヨーロッパの中でも南北問題というものがあって、北欧諸国のものの考え方と南欧諸国のそれとは大きく違います。
残念ながら、ドイツやイギリスなどのゲルマン系の諸国からすると南部のラテン系の諸国というのは何とも信用ならない国々と見えているようです。
たまに旅行で訪れたり、友人としてつきあう分には、そのおおらかさやいい加減さと言うのが魅力となったりするのですが、共にビジネスをしようとすると、それが大きな弱点になるようです。
私自身は、それで実害を被ったことはありませんが、何世代にもわたっておつきあいをしていれば、いろいろとあるんでしょうね。
欧州に統一通貨ユーロが誕生したとき、大欧州が一つの通貨の下に一致団結することで、巨大な力を持つことになるだろうと期待されました。
しかし、そこにギリシャのような国が加わることになろうとは、、、当時の私には予想もつきませんでした。
まさかギリシャが、、、、とは。
連休疲れ
とは言いながら、今日・明日を過ごせば、週末を迎えますので、連休はまだまだ続くという人も多いことでしょう。
ここのところ、ブログの更新もままならない日々が続いておりました。
これは決して忙しかったわけではなく、何となく気分が乗らなかったというのが正しいところです。
どうも、人間というものは時間がふんだんにあったり、余裕がありすぎると良くないようで、ある程度時間に制限があるほうが、いろいろなことができるようです。5分しか時間がないときには、5分でできることをやってしまう。そんな風にできているのではないかと思います。
この連休も、特にすることもなくのんべんだらりと過ごしてしまったためか、今日一日はどうもすっきりしないまま過ぎてしまいました。こんな時、自分で自分にうまくストレスを掛けるコツを知っていると良いのになぁ、と思います。
とにかく、変に疲れてしまったこの連休でした。