2013年12月31日火曜日

2013年を振り返って

今日で2013年もお終い。年を重ねるごとに一年が短く感じられ、今年は暑い夏が終わったと思ったら、あっと言う間に冬が来た様な気がする。

大晦日に相応しく、今年一年を振り返ってみたい。

私の中で最大のできごとは、4月から小さいながら一つの課を任されたと言うことになります。
それまでも、それに近いような仕事はしていたのですが、実際やってみると、通常の業務だけでなく、庶務的な対応にかなり時間を取られます。
これをないがしろにすると、職場のみんなが働きづらくなるので、これはやはり最優先で掛からなければならない事柄です。
慣れない身には結構難しい仕事です。

次に大きなできごとというと、長女の就職でしょうか。
まだ実際に社会に出るのは来春のことなのですが、何とか就職内定がもらえて、親としては一安心という所です。
彼女にとって、この就職が最善の選択であったかどうかと言うことは、誰にも判りませんが、すでに就職に向けて、役立ちそうな資格を取得するなど、動き始めている姿を見ると、親としてはとても嬉しいことです。

さらに、社会に対して目を向けてみると、今年は京都府内でも大きな災害に襲われた年でした。
9月に府全域で大洪水を巻き起こした台風18号でしたが、亀岡でもJRの駅構内が水没するなど大きな被害がありました。
特に、この日は直前に亀岡駅前の南郷公園で、女性が殺される事件があり、ダブルで強く印象に残っています。

これら以外にも、いろいろと印象に残るできごとがあった一年でしたが、来年はきっと良い年になると期待して、今年一年のまとめといたします。

皆様良いお年をお迎えくだ

2013年12月29日日曜日

冬休みの宿題

今日は12月29日。今年もあと2日です。
亀岡市内では、昨夜少し雪が降りまして、今朝方起きてみれば、屋根の上にうっすらと積もっていました。
幸い、日中は好天に恵まれましたので、その雪もすぐに溶けてしまいました。

今年の年末年始は、暦の具合が良いせいで、例年より3日も多い九連休となります。
本当ならこの連休中は読書三昧で、たまっていた本を一気に片付けたいところですが、年始明け早々にやらなければいけない宿題が山積でして、ゆっくり休む暇もありません。

今日も、日中に少し考えていたのですが、良いアイデアは出てこず、明日、明後日の二日間で、何か考えていきたいと思っています。

ただ、自宅で仕事ってなかなかはかどらないんですよね。
とは言いながら、他にやれる場所も無く、非効率的に考え込んでいます。
すこし気分転換しながら考える必要がありそうですね。

2013年12月25日水曜日

感謝

今日も寒かったですね。
昨日と明日、終日出張でオフィスを不在にするため、今日は終日デスクワークに励んでおりました。

庶務系の仕事が、多数重なっていて、やっとこさ半分くらいはやっつけましたが、あとは27日の仕事納めに没頭したいと思います。

今の私の仕事は、課内のメンバーが気持ちよく仕事をして、ベストのパフォーマンスを見せてくれるための手助けをすることがそのほとんど全てであり、そのために必要な指示をしたり、助言をしたり、はたまた環境を整えたりと、いうことで一日のほとんどの時間が過ぎます。

そのことに疑問を持つと、若干ストレスもたまってくるかもしれませんが、これが本来の仕事だと思えば、やりがいも出てきます。

そして、私が本来やりたいことを徐々にみんなに浸透させて、結果的に何らかの形で実を結べば、それに優る喜びはありません。

さぁ、明日はとんぼ返りの東京出張と、夜には課内の忘年会を控えています。
皆さんの今年のがんばりに感謝。

2013年12月24日火曜日

Merry Christmas!

今日はクリスマスイブですね。
我が家の娘達も22歳と13歳なので、当然ながらサンタクロースは信じていませんが、今思えばどちらも10歳くらいまでは、信じていたような気がします。

長女が小さい頃は、母親が欲しいモノを聞き出して、私が買いに行くという役割で、おもちゃが多かったですが、一番困ったのは、海外に赴任していた頃。

当然、子供がほしがるような日本の物は、手に入らないので、いろいろと工夫をしていました。
また、クリスマスの時期はどこかへ出掛けていることが多かったので、その時は旅先のホテルの枕元にプレゼントが配達され、えらく興奮していたのを覚えています。

次女の小さい頃は、なぜサンタは自分の欲しいモノを知っているのか、とても不思議に思っていたらしく、ある年のイブの夜には、枕元にサンタへの質問を書いた手紙が置いてありました。
とりあえず、その手紙を回収しておいたところ、翌朝手紙がなくなっていたので、ちゃんとサンタクロースが来て手紙を持って帰ってくれた!と大喜びでした。

その娘達が、真実を知ったのは何とも情けなくて、長女の場合は、母親が何かの折に腹立ち紛れに暴露し、下の娘の場合は、長女がいつまでも幼いままなのはかわいそうと、事実を打ち明けたのでした。

最近は、プレゼントもお年玉と併合されていまい、さらには、これまで以上に高額の物が必要になってきました。

しかしながら、長女も来年には社会人になるので、お年玉も次回が最後。
嬉しくもあり、寂しくもあり。

2013年12月22日日曜日

冬至

先週は珍しく忙しい日々が続いたので、本当に久しぶりの投稿になりました。

さて、今日は冬至。一年で最も夜が長い一日です。
本当なら柚子湯に入って、カボチャを食べて無病息災を祈るところですが、最近はすっかりそんなこともしなくなりました。

日の入り時刻は徐々に遅くなって、昼間の時間が長くなってくるわけですが、気温のほうはすぐには暖かくなってはくれません。
来週も寒い日が続き、年末にはまた寒波がやってくるかもしれません。
昨年は大変な大雪となりましたが、今年の冬はどうでしょうか。

すでに春が待ち遠しい今日この頃です。

2013年12月14日土曜日

赤穂浪士

今日は12月14日。赤穂浪士の吉良邸討ち入りの日ですね。
舞台は江戸、さらに赤穂は兵庫県ですが、赤穂藩が取りつぶしにあった後、討ち入りまでの間、大石内蔵助が住んでいたのが京都だったというのはよく知られています。
今日は、京都でも討ち入りにちなんで、いくつかの行事があったようです。

中でも、東山区三十三間堂の東隣にある法住寺というお寺には、『身代わり不動』という仏像があり、大石内蔵助が京都滞在中に何度も詣っていたと言われており、山内には四十七士の木造が奉納されています。

今日は、その木造が公開されていたので、見に行ってきました。
残念ながら写真撮影は禁止だったので、写真をご紹介することはできませんが、当時どれほど衝撃的な事件だったのかと言うことがよく判ります。

せめてこちらに、四十七士のお墓がある泉岳寺の写真を載せさせて頂きます。



2013年12月12日木曜日

私の仕事

今、私は10人からなる組織を預かっています。

この組織では、大きく2つの仕事をしているのですが、そのどちらについても、私自身は専門的な知識を持っているわけではないので、仲間の皆さんにつけてもらいながら何とかこなしています。

そんな私がこの組織の中で担っている役割は、大変重いもので、判断して、決定するという役割を負っています。
これまでに、いくつかの決断を下しましたが、そのたびに、本当にこれで良かったのだろうかと、あとあと反省することしきりです。

しかしながら、最終的に責任を取るのも私の役割ですから、そう思えば逆に肩の力が抜けたりします。

専門的な知識もない中で、最終決断を下す際によりどころとなるのは、『その仕事は誰のための仕事なのか』『府民のために価値を生み出すのだろうか』という問いです。

これらの問いに胸を張って答えられたら、その決断は間違っていないと思っています。

日々薄氷を踏むような思いで仕事をしていますが、そうやって考えながら仕事をしていると、私の役割ってとても面白いと思うのです。

2013年12月11日水曜日


この写真は、昨日のお昼休みに、職場の窓から撮った物です。
窓越しに撮ったので、少しぼやけていますが、ご容赦ください。

朝から、小雨が降ったり止んだりと、不思議な天気で、鬱陶しく思っていたところ、午後にはこんなご褒美が待っていました。

よおく見れば、虹が二重に架かっているのが判ります。

2013年12月10日火曜日

映画『利休にたずねよ』

今日は、仕事が終わって、即行で映画を見に行ってきました。
先週の“清須会議”に続いて、今日は“利休にたずねよ”を見てきました。
考えてみたら、この2本はほぼ同時代の映画なので、信長や秀吉など同じ登場人物が出てきます。
特に主人公である利休の妻を演じていた中谷美紀は、清須会議では秀吉の妻“寧々”を演じており、まるで正反対の役柄を上手くこなすものと、感心してみておりました。

ところで、昔学生時代はすることもなかったので、年間50本ほどの映画を見ていましたが、最近ではとても忙しく、年間3~4本がやっとです。

しかしながら、考えてみたら、映画の入場料ってこの20~30年の間、ほとんど変わっていないことに気がつきます。
確か、学生時代でも、封切り映画では学割で1000円だったと記憶していますが、今前売り券を買うと1300円で見ることができます。

諸物価が上昇する中で、よくこの料金を保っていられるものと感心いたします。

どうやら、昔は映画館での興行収入が映画の利益の全てであったものが、最近はそれ以外の二次利用やテレビ放映などの収入のほうが大きいそうで、そもそも興行だけで利益を上げようと思っていないせいなのかもしれませんね。

ご存じのとおり、京都は日本映画発祥地であり、今でも大きな撮影所があります。

DVDも手軽で良いですが、やはり大画面で見る映像は迫力があって大好きです。
ただ、最近は、どんな映画でもCGが多用されているので、そこはすこし残念な気がします。

まぁ、結局は楽しめれば良いんですけどね。

2013年12月9日月曜日

介護

毎週月曜日は、ビジネス雑誌の発売日なので、駅に着いたら売店の雑誌売り場を覗き、気に入った特集の雑誌があれば、購入することにしています。

そして、今朝見かけた、“週刊ダイヤモンド”と“週間東洋経済”の特集は、奇しくも全く同じ“介護”について。

こうやって、時々日本を代表するビジネス二誌の特集が重なることがあって、そのたびにまさにこれが“旬の話題”だと考えています。





我が家も、父の病気は丸七年になって、その間悪化することはないものの、徐々に体の自由を奪われていっています。
そうしているうちに、家内の母も少し調子を崩し、体の自由が効かなくなってきたようです。
何れも、体の具合が悪いだけで、認知症などの症状は出ていませんが、どちらにしても介護の問題は避けて通れません。

来年四月から消費税も増税になり、我々の負担は増すばかりですが、社会保障に関する施策は縮小されることがあっても、拡大されていくと言うことは考えられません。

今生きている我々ができることは、可能な限り元気で生活し、介護制度の世話にならないで一生を全うすることだと思っています。将来を託す次の世代に何とか禍根を残さないようにしていきたいものです。

2013年12月8日日曜日

千本釈迦堂の大根炊き

今日は午後に京都市内で仕事があったため、朝方のお天気も好かったことから、午前中から出掛けてきました。

目的地は二カ所ありまして、一つは北野天満宮。
ご存じかどうか、この神社の大門には干支の絵馬が掲げてあり、先日来年の干支である午年の絵馬に掛け変わったとの報道があったので、それを見に行ってきました。


これがその絵馬です。どうですでかいでしょ。


気にとめる人も少なかったのですが、私が参道の真ん中でカメラを構えて、何枚も写真を撮っていたので、それにつられ何名かの参拝客の方々も、写真に収めておられました。

そして、その後はそのすぐ近くにある、千本釈迦堂こと大報恩寺へ。
こちらは、昨日と今日が「大根炊き」の日でして、朝の10時からと言うことだったので、込まないうちにと思い、突撃いたしました。


到着した頃は、お天気も好く、人出もこれからという感じでした。




大きな鍋でゆがかれた大根は、手際よく盛りつけられていきます。


こちらがその大根。大きな大根が3切れとお揚げさんで1000円也。
もともとは聖護院大根を使っていたそうですが、今は普通の大根が使われています。



こちらでは、自宅用の生大根が売られていましたが、これは本来の聖護院大根が売られていました。



ほんの20分ほどの間に、境内には人があふれ出しました。


これは、大根の券を買い求める人の行列です。
私が到着したときは、行列なんて全くなく、すぐに買うことができたのですが、すでに大行列となっていました。

おまけにこの頃には小雨が降り出してきたので、早々に次の場所へ向けて退散いたしました。

2013年12月7日土曜日

県庁おもてなし課

今日は完全オフの一日。本を読んだりビデオを視たりの一日でした。

ビデオは有川浩のベストセラーが映画化された「県庁おもてなし課」。
この小説は、実際高知県庁にある「おもてなし課」というセクションを舞台に繰り広げられるドラマで、高知県の観光振興に走り回る若い職員を主人公にしています。
映画のストーリーは、細部で若干小説とは違っていましたが、高知県の大自然が画面上でも満喫できる映画で、大スクリーンで見ればきっと美しかったことでしょう。

小説では“固く”て“融通かきかず”、“働かない”と思われている公務員の中にも、“熱い”心を持って働いている者がいることをコミカルに描いてあり、とても好感が持てる内容でした。

実際、世間が公務員を視る目は、決して好意的ではないと感じています。“何かこと”が起こると、作為、不作為に関わらず官僚は一体何をしていたのか、責任を放棄しているとバッシングが始まります。

もちろん、何処の世界にも「ことなかれ」「無責任」な人間はいるもので、公務員の世界も同様です。しかしながら、これまた何処の世界でもそうであるように、そういった人間はごく少数派です。ほとんどの人たちは、与えられた職務を果たすため、全力を尽くしておられます。これも公務員の世界でも同様なのです。

最近の風潮を反映して、公務員になろうという人が減少していると言われています。

しかしながら、三十年近くこの世界で働いていると、社会のため、府民のために働くということがどれほど楽しいことか、如実に感じる日々が増えてきます。

映画の中にあるような、派手なテーマでなく、本当に地味な仕事であっても、それが何かしら府民の役に立ていると考えるだけでわくわくしてきます。

公務員の仕事って、本当に楽しいですよ。

2013年12月6日金曜日

垣根を取り去る

12月の第一週の最終日、今日は、午後に3件の来客がありました。

民間の流通関係と旅行関係の事業者の方々、それからとある自治体の方々。

この中では、特に民間の二つの事業者の方々のお話が魅力的でした。
どちらも、私のいるセクションのとある仕事の関係で、お話を伺っていたのですが、よく聞いているうちに、その仕事だけではなく、別の仕事でもいろいろいろと御一緒できそうなお話も出てまいりました。

私のいるセクションでは、港湾物流と海外ビジネスが大きな二つの仕事なのですが、これまでは、その二つが必ずしも融合する形では、仕事が進んでいませんでした。

私が組織を預かるようになってからは、できるだけその垣根を壊す努力をしているのですが、なかなか隔たりは大きく、同じ組織でありながら、まったく別の仕事をしているという状況を抜け出すことができませんでした。

今日、伺ったお話を上手く熟成させていけば、ひょうっとすると両者を融合させて仕事を進めることができるのではないかという期待が膨らんでいきました。
すぐに取りかかれる中身の仕事ではありませんが、その種をしっかりと蒔いていきたいと思います。

2013年12月4日水曜日

グローバル化

グローバル化、あるいはそれに対応できるグローバル人材という言葉がよく聞かれます。英語が話せることが絶対で、小学校や就学前から英語を習わせようかというような動きもある。

しかしながら、英語(母国語以外の外国語)が話せることが"グローバル人材"の要件なんかというと、それは違うのではないかというのが私の意見である。

現に、多言語を操りながら他国との諍いを好みあるいはナショナリズムを振りかざす輩を"グローバル人材"とは、とても言いたくないのである。

"グローバル"という言葉は、"globe=地球"の派生語で、"全地球的"という日本語が充てられているが、必ずしもその概念を正確に言い当てているとは思えない。"globe"は"球、球体"という意味もあって、その派生語は"全体的、包括的"というような意味も持っている。
ということは、特定の文化・文明だけを背景とする"部分的"な主張は、とても"グローバル"とはいえないのであって、そんな人材を"グローバル人材"などとは"ちゃんちゃらおかしい"のである。

しからば、私の考える"グローバル"とは何か、一言で言うと"価値観が相対化できる"ということである。

いくら外国語を自由に操ることができ、他国の人とコミュニケーションがとれたとしても、自分の価値観を絶対的な物として他者に押しつけ、常に対立を起こすような者は、とても"グローバル"とは言えないのである。

世界は、一つ一つのパーツで組み上がっており、それぞれが絶対的な主張を繰り返し、接着剤が無いとちょっとした刺激でばらばらに砕けてしまう。そのパーツとパーツとの結びつきをできるだけ強くし、少々の刺激ではびくともしない"globe"を作る力、それこそ偏狭なナショナリズムではなく、グローリズムであり、"価値観を相対化できる力"なのだと思う。

2013年12月3日火曜日

エイズ予防月間


今月はエイズ予防月間です。それにちなんで昨日と今日の2日間、京都府庁が赤にライトアップされました。

毎年、乳がん予防のピンク、糖尿病予防の青にライトアップされていますが、赤色は初めて見ました。
色彩的にはどうかな?という感じですが、いずれにせよ恐ろしい病気です。
もし心当たりがあれば、しっかり検査しておきたいものです。

2013年12月1日日曜日

11月分のどくしょ感想文

11月分のどくしょかんそうぶんをupしました。
http://gomori-books.blogspot.jp/

11月はどうも不調、これといって特筆すべき本に出会えませんでした。
今年最後の一ヶ月には、どんな出会いがあるか楽しみです。