2016年11月10日木曜日

トランプショック

昨日、アメリカで次期大統領選挙があり、おおかたの予想を裏切って共和党のトランプ候補が民主党のクリントン候補を破りました。
トランプ候補リードの開票速報が流れるに従い、世界は大きな混乱に陥り、日本の東京証券取引市場では、前日の終値を900円以上も下回る大暴落となりました。
各国の首脳も戸惑いが隠せず、日本に於いても、現役の政治家ではない候補者であることもあって、誰一人彼とのパイプを持った政治家は居ないようで、来年1月の就任までに、このルート探しが急務となりそうです。

昨日は、世界的にはそんな一日でしたが、私個人的にも何か歯車が上手くかみ合わないそんな一日でした。
具体的に、何がいけないというわけでもないのですが、朝から気分が沈みがちで、気力がわき上がらない一日でした。まっすぐに帰る気分にもなれず、帰宅途上に軽く呑んで帰ろうとしたのですが、こんな日のお酒が美味しいわけはなく、早々に店を出て帰宅。さっさと眠ってしまいました。

もともと内に溜め込んでも苦にならない方で、それがストレスになると言うことも無いのですが、ここへ来て改めて発散することの大切さを感じたことから、このブログを書いています。そういえば、こういう形で発散することもできるんだなと再確認した次第です。


これがまた続けられるかどうかは分かりませんが、折に触れ更新していきたいと思っています。

2016年6月29日水曜日

読書癖

毎月、だいたい15冊くらいの本を読んでいるのですが、よく皆さんから、いつ読んでいるのか、何冊か同時に読んでいるのか、というようなことをよく聞かれます。

基本的に、自宅ではテレビを見ることがないので、皆さんがテレビを見るために使っている時間を読書に当てている感じです。

朝は、通勤の電車の中で20数分(朝は座れるので、ゆっくり読めます)。職場では読むことがなく、帰りの電車の中で同じくらい(座れるのは半々なので、読めないこともあります)。この電車の中では、文庫か新書が基本です。

帰宅後は、食事と風呂を終え、諸々の雑務を終えた10時頃から約2時間。ここはハードカバーの書籍が中心となります。ノンフィクションと小説を平行読みすることもあります。

そして休日は、出かけない日は映画のDVDを見ていることが多いのですが、それに飽きると小説を読んでいることが多いです。

ということで、だいたい3~4冊の本を同時平行で読んでいることになります。

そんな人生楽しいのかって?


それなりに楽しいです。

大英帝国EU離脱

久しぶりの投稿です。

今最大のニュースは、イギリスの国民投票でのEU離脱派勝利とそれに伴う世界経済の大混乱ではないでしょうか。

どうせいつかは崩壊するシステムだったのだから仕方がない、EUもさっさと解体した方が良いという見方もあるようですが、私の考えは少し違います。

EUという仕組みが生まれたそもそもの経過などは皆さんご存じだと思いますが、私はドイツの封じ込めとイギリスの欧州外しが、その最大の目的だったと理解しています。

まず、二度の世界大戦を引き起こしたドイツの暴発を繰り返さないこと、そのためにドイツを欧州の内部に封じ込め、他の国の監視下に置くことにしました。結果的に、通貨統合まで果たしたことで、EUの中でドイツ一人勝ち状態に陥ってしまったのは、他の諸国が調子に乗って通貨統合の枠を広げすぎたことが原因です。まぁ、自業自得ですね。

そして、もう一点のイギリスの欧州外しですが、これは英仏の覇権争いによるものです。ヨーロッパの列強国の中で唯一異彩を放っているのがイギリスです。これがなぜ許されているかというと、元植民地であったアメリカが、最大の経済大国になったことで、旧宗主国であるイギリスの世界的な地位が、実力以上に評価されていることによります。イギリスがヨーロッパの中心であるという幻想もそこに原因があります。それをフランスはドイツ・イタリアと組むことで、欧州の最強国であるイギリスの相対的な地位を低下させようとしたのです。

しかるに、アメリカの旧宗主国であるという過去の栄光も廃れてしまった今、イギリスが拠って立てる基礎は、欧州の列強国であるというところにしかないにも関わらず、その唯一の拠り所をも自ら手放してしまうとは、正規の愚行としか私には思えません。


ポンドも一気に下がってしまいました。やけになってEUを離脱することで、イギリスは確実に崩壊の道をたどります。新たな火種にならないことを祈るのみです。

2016年2月20日土曜日

なんだかなぁ

人生には、何もかもが上手く運ばない窪みのような時期がありますね。
その場所から抜け出そうとするには、なにがしかの力が必要で、その力が上回っている時は何とかなるのですが、力が弱くなってきた時は、それもならず、ただ窪みの底から動けなくなってしまいます。

実は今の私が、まさにそんな感じで、昨年の秋ぐらいからずっと、その気分を味わっています。

窪みの底に立って、目の前の壁を見上げられている間は、まだ何とか希望もあるのですが、最近では、徐々に視線が下がり、地面を見つめてばかりいることに気がつきます。それだけではなく、腰を掛けて丸まっていたいと思うことさえあります。


こんなことじゃいけないと解ってはいるのですが、どうしたものだろうか。何かきっかけが欲しい。

2016年2月18日木曜日

同級生

少し前の話になります。
今週初めの2月15日、およそ30年ぶりに高校時代の同級生に会いました。

彼は、大学を出てから民間企業に就職し、あちらこちらに転勤を繰り返していたのですが、昨年秋からは、大阪の支店で働いているという連絡をもらっていました。

当日は、たまたま夕方まで大阪市内での会議に出席する予定があったので、先週末にもし時間があれば、と誘いを掛けておりました。彼も、ほとんど西日本全域を飛び回って過ごしているようなんですが、この日はたまたま大阪にいるとのことで、久しぶりに会うことができました。

新大阪の彼の会社の近くの店で、大いに吞んで、食べて、喋って、気がつけばあっという間に4時間ほどが過ぎていました。

彼とは、高校時代同じクラブに入っていたのですが、それ以前に中学校時代にも同じクラブ(当時は野球)をやっていて、何度か対戦したこともあり、その頃の話題でも大盛り上がりでした。

挙げ句の果ては、それぞれが電話で当時の同級生達に電話をし始め、あちらこちらに多大なご迷惑をお掛けしたようです。


彼も忙しいようで、そう何度も会う機会は無いかもしれませんが、昔の友人って言うのは良いモンですね。

2016年2月4日木曜日

節分の朝

節分の朝、テレビを付けるとアメリカ大統領選挙の最初の予備選挙、北朝鮮のミサイル発射準備など世界的な大ニュースを押しのけ、最大級の扱いだったのが、“清原逮捕”である。

清原和博と言えば、我々より若干若い世代ではあるが、桑田真澄とのKKコンビは、当時の高校野球界では最強。本当なら春夏5回の優勝も夢ではなかっただろうが、残念ながらそれは果たせなかった。

その後、この二人は運命のいたずらもあって、思いも寄らない形でプロ野球に進み、それぞれが、それぞれの球団で一世を風靡した。


それほどすごいやつだったはずなのだが、それが今回は一気に地に墜ちてしまった。何が、かれの転落の契機になったのかは判らないが、この上は、一日も早く更生してほしいものである。

2016年1月11日月曜日

ハッピーマンディはauマンディ

今日は、成人の日でお休みでした。
何年か前から、1月の15日ではなく、第二月曜日になってしまい、三連休となります。ホントはこんな姑息な手を使うのではなく、普通に有給休暇が取れるようにすることが大事だと思うのですが、それについてはまた別の機会に。

実は毎週月曜日はauマンデイと言いまして、KDDIのスマートフォンを使っていると、TOHOシネマで1100円で映画を見ることができます。今日は、その特典をフル活用して、映画を2本見てきました。

最初の映画は、「Bridge of Spy」という、冷戦時代にアメリカとソビエトの間で行われた捕虜の交換を扱ったもので、スティーブン・スピルバーグが監督をしています。この映画で、交換の舞台となったグルーニッケ橋は、西ベルリンと東独のポツダム市との間に架かる橋で、昔ベルリンに住んでいた頃には、よく車で通りました。もちろん、壁もなくなって10年たっていましたから、何の障害もありません。当時の職場の上司に、ここで捕虜交換が行われたと教えてもらい、日本からのお客さんを案内するたび、受け売りで説明していたことを思い出します。

もう一本の映画は、「フランス組曲」という映画で、これは第二次大戦初期、ドイツ軍がフランスを統治下においたころの話で、占領するドイツ軍の将校に心を奪われる女性が主人公のドラマです。
こちらは史実というわけではないのですが、ちょうどその時期に執筆していた原作者は、ドイツ軍に捕らえられ、アウシュビッツで亡くなったそうですが、最近になってその未完の遺稿が発見され、ベストセラーになったものだそうです。

いずれも戦争の悲惨さをテーマにしたよくできたドラマで、満喫いたしました。
実は昨年もこの特典を使って、20本以上の映画を見たのですが、今年もまた面白そうな映画を探して、楽しみたいと思っています。

2016年1月4日月曜日

新年のご挨拶

今日は、1月4日で仕事始め。
新年早々、若干細々とした雑事もあったのですが、まずはお世話になった皆さんへ、新年のご挨拶メールをお送りいたしました。

 どんなご挨拶を送ったのか、ここに揚げておきます。


(以下本文)

皆様 新年明けましておめでとうございます。
旧年中は 大変お世話になりました 本年も引き続きよろしくお願いいたします。

さて、年末年始はそれぞれ3日のお休みがありましたので、年末は洛陽三十三所観音を無事巡り終えました。できるだけ歩いて巡りましたので、結構な運動になりました。
そして新年は、初詣に出たあとは家にこもって読書三昧。年末に買い込んだ大量の書籍と格闘いたしましたが、何とか4冊を読み終えるに留まりました。

さて今年は、オリンピックイヤーで、アメリカでは大統領選挙が行われ、TPPがどうなるのか。さらに昨年末の日韓合意を受け、今後の両国関係はどうなるのか。中国の爆買いはいつまで続くのか。

私たちを取り巻く状況は、刻一刻と変化し、うかうかしているとあっという間に取り残されてしまいそうです。
そんな中で、この一年も精一杯の努力を惜しまず、走り続けたいと思いますので、皆様方には変わらぬ御支援御協力を賜りますよう、なにとぞよろしくお願いいたします。


本年もどうぞよろしくお願いします。

2016年1月3日日曜日

読書感想文

正月も3日が終わろうとしており、明日から仕事も始まります。

このブログはほとんど更新されていなかったのですが、実は別のブログも書いていて、そこは毎月更新していました。

そのブログの内容というのが、いわゆる“読書感想文”でして、私が読んだ本について、数行のコメントつけて紹介している物です。

全くの独断と偏見、なおかつその時の気分で書いているので、単なる読書録でもあるのですが、毎年の読書量を計るには良い仕組みになっています。

これによると、昨年は254冊の本を読んだことになります。全てを覚えているわけではないのですが、時折過去の記録を眺めていると、本の内容が鮮やかによみがえってくる物もあります。(当然そうじゃない物もある。)

もし、お暇があれば見てやってください。
http://gomori-books.blogspot.jp/

2016年1月1日金曜日

あけましておめでとうございます

皆さん、2016年、明けましておめでとうございます。
旧年中は、いつからか更新が途絶え、申し訳ありませんでした。読書感想文だけは毎月更新していたのですが、本体がすっかりお留守になってしまい、お恥ずかしい限りです。
今年は、最低でも月イチくらいでは、近況を綴っていきたいと思います。

さて、平成27年です。別に何があるというわけではないのですが、実は私は昭和37年産まれ。つまり昭和という時代を27年生きてきたことになり、今年中に、平成の方が長くなるはずです。

過去を振り返ると、後悔や恥ずかしさで一杯なので、あまり振り返りたくありません。とは言いながら、輝く明るい未来が見えているわけでもありません。今、現在を精一杯に生きているだけといいながら、本当にベストを尽くしたのかと問われれば、言葉に詰まってしまいます。

本当ならここで、新年の抱負を語るところですが、ここでは一つだけ、とにかくベストを尽くすこと。この一言を旨としてこの一年を過ごしたいと思います。


本年も、どうぞよろしくお願いいたします。nenn