2009年2月23日月曜日

朝日の反撃

今朝の朝日新聞に、先日来4週間にわたって週刊新潮で連載された「朝日新聞阪神支局襲撃犯人手記」に対する反論が載せられた。

結論から言うと、この手記はどうやら全くのでたらめのようで、微に入り細に入り、手記の中で触れられている事柄に対して事実でもって反論している。私も初号は買って読んだものの、どうも胡散臭い感じがして、2号目からは全く読む気にならなかった。

この際、新潮社もともにだまされたのか、でっち上げに一枚かんだのかはよく分からないが、所詮週刊誌という気持ちがあったのではないか、裏付けがあまりずさんとしかいいようがない。

もともと、新潮社と朝日新聞社といえば、天敵同士で、社風的に相容れないものがあるのかもしれないが、ちょいと今回のはひどかったのではないか。

どうも最近の週刊新潮は、部数の伸び悩みのせいか、扇情的な見出しが目につくのだが、気のせいだろうか。

2009年2月21日土曜日

城南宮



城南宮です。
この日は8分咲きだとか、
すばらしい梅花の雨でした。

2009年2月20日金曜日

大好評終幕

二日間にわたるビジネス交流フェアが無事閉幕しました。
合計入場者は過去最高であった昨年を大きく上回り、8000人を越える方々にご参加いただきました。

この不況下でのこの参加者数というのは、正直いって、主催した我々も大きな驚きです。当夜の打ち上げが盛り上がったのは言うまでもありません。

ところで、この二日間で多数の方々にアンケートにご協力いただきましたが、とてつもなく膨大な数になりましたので、とても一日二日で集計できるものではありませんので、来場者の分析は全くできていないのですが、この不況が来場を後押ししたという側面があったものと思われます。

一つには、今取り立てて急ぎの仕事が無いので、業界や技術、他社の動向を見るために参加された方が多かったということがあったと考えています。これは、好景気な状況下では考えられないものです。

二つ目には、なんと言っても今この状況を乗り越えるため、新しい取引先、パートナーを探し、何とかして浮上のきっかけをつかみたいという意欲あふれる方が、多くおられたということだと思います。先日来何回も述べたとおり、こういった方々により多くの出会いがあったのではないか、と想像しています。

100年に一度の未曾有の不況ですが、それを吹き飛ばすパワーが京都の中小企業には満ちあふれている。
この不況から真っ先に立ち上がるのは、京都の中小企業であるという思いをさらに強くいたしました。

2009年2月19日木曜日

ビジネス交流フェア開幕

いよいよ、ビジネス交流フェアが始まりました。
初日の今日は、天候もまずまずで、多数のお客様がお見えでした。

きっと、多くの出会いが生まれたことでしょう。
明日は天気が心配ですが、また行って参ります。




2009年2月18日水曜日

ビジネス交流フェア

明日から二日間、京都市伏見区にある京都府総合見本市会館~パルスプラザ~で、私の働く財団法人が主催する最大の行事である、京都ビジネス交流フェア2009が開催される。
今日は、見本市会館へ行き、その準備をしてきたところである。

このフェアは、府内最大規模の中小企業の展示会で、毎年この時期に開催している。今年も、不況の中多数の企業様に出展をしていただくことができて、大変うれしく思っている。

出展される企業の多くは、いわゆるメーカーの下請けをしている企業さんたちで、この不況の中、非常に苦労されているところばかりである。
我々としてできることは本当に限られており、何とかこの展示会で、少しでも新しい出会いが生まれることを祈るばかりである。

そして、祈るばかりでなく、そうなるように精一杯お手伝いをさせていただくつもりである。
せめて、天候に恵まれますように。

2009年2月17日火曜日

避難訓練

今日も朝から、小雪が舞い降りる寒い一日であった。
そんな中、娘の小学校では避難訓練があったそうである。

何の訓練かというと「不審者」への訓練だそうである。

校内放送があると、先生が教室の入り口を施錠し、子供達は反対側の隅にひとかたまりになって待避し、次の指示を待つ。その後不審者が確保されたら、体育館へ避難するそうである。

年間に、この不審者と地震、火災の三回の避難訓練があるそうで、今日初めて聞かされました。

小学校への不審者というと、数年前の池田小学校の事件を思い出します。あの頃は、あちこちの学校で不審者による騒ぎが頻発していたような記憶があるが、最近はとんとそういう騒ぎを聞くこともなくなった。

備えあれば憂いなしと言うが、できればこういったことに備えなくても良い世の中になってほしいものである。

2009年2月16日月曜日

酩酊大臣

昨日までの暖かさが嘘のように、今日はめっきり寒い一日となり、夕方には雪が降り出してきた。

毎朝出がけに新聞をざっと斜め読みしてでてくるのだが、今朝の社会目の片隅に、先日のイタリアであった中川大臣記者会見の様子について、小さな記事が載っていた。
このとき、どうやら大臣はすっかり酩酊の様子で、テレビのニュースの映像を見ると、ろれつが回らないだけでなく、目元も怪しく、途中からは半分眠ったような表情になってしまっていた。
公式には、風邪薬の飲み過ぎとのことであるが、その言葉を信じている人はおそらく一人としていないであろう。

彼は、以前にもすっかり酩酊して記者会見に臨んだことがある、いわば常習犯で、これが国内でとどまっているうちは、あるいは笑い話ですんだかもしれないが、今回は世界中にすっかり知れ渡ってしまったようである。

かつてのロシアの大統領も大酒飲みで、赤い顔をして現れるのがトレードマークでさえあったが、その彼でさえ、まともな受け答えができないほど酩酊しながら、現れるというようなことはなかったと思う。

何のために自分があの場所に望んでいるかということを考えるなら、あのような醜態をさらすことはあり得ないのではないかと思う。ここまで能力も覚悟も自覚もないような大臣の首を切ることもできない、総理大臣というのは一体何なんだろう。

支持率はついに10%を切ったそうである。

2009年2月15日日曜日

暖冬


 

今日は季節外れの暖かい一日となりました。
田んぼにも花が咲き乱れ、ミツバチが忙しそうです。

2009年2月14日土曜日

チョコレートの日?

今日は聖バレンタインディ、日本では何故かチョコレートの日である。
私も娘達からお裾分けをもらいましたが、今年は逆チョコなるものが出てきたそうである。

調査会社によると、バレンタインディの市場は500億円、一方のホワイトディは倍の1000億円と言われているので、見栄っ張りの男性をターゲットにした方が儲かる!と踏んだお菓子会社のキャンペーンですが、果たしてどの程度定着するでしょうか。

お菓子会社の陰謀と言えば、このバレンタインディをチョコレートに日に変えてしまったのが、メリーチョコレートという東京の会社だそうである。そこの元社長である原邦生という方が書かれた「感動の経営」という本を読んだことがあるが、すばらしい理念に基づいた経営を実践されている会社で、こういう会社が永続していくのだろうな、と思っていたところ、昨年末にロッテの傘下に入るという新聞記事を読んでびっくりした。

あれほどすばらしい経営をされている会社でもこんなことがあるんだと、改めて厳しい状況であることに思い至りました。

何はともあれ、今年のバレンタインディ、少しは需要の拡大にはなったのでしょうか?

2009年2月12日木曜日

TOMORROW

♪涙の数だけ強くなれるよ
アスファルトに咲く花のように
見るものすべてに おびえないで
明日は来るよ 君のために♪

岡本真夜さんの「tomorrow」という曲の出だしの部分です。

最近、JR丹波口で降りてから、事務所に着くまでの間に
聞きながら歩いています。

みんなが元気をなくしている今だからこそ、
明日に向かって、しっかり顔を上げて
歩いていきたいものです。


涙の数だけ強くなれるよ
アスファルトに咲く花のように
見るものすべてに おびえないで
明日は来るよ 君のために

突然会いたいなんて
夜更けに何があったの
あわててジョークにしても
その笑顔が悲しい

ビルの上には ほら月明り
抱きしめてる 思い出とか
プライドとか 捨てたらまた
いい事あるから

涙の数だけ強くなれるよ
アスファルトに咲く花のように
見るものすべてに おびえないで
明日は来るよ 君のために

季節を忘れるくらい
いろんな事があるけど
二人でただ歩いてる
この感じがいとしい

頼りにしてる だけど時には
夢の荷物 放り投げて
泣いてもいいよ つきあうから
カッコつけないで

涙の数だけ強くなろうよ
風に揺れている花のように
自分をそのまま 信じていてね
明日は来るよ どんな時も

涙の数だけ強くなれるよ
アスファルトに咲く花のように
見るものすべてに おびえないで
明日は来るよ 君のために

涙の数だけ強くなろうよ
風に揺れている花のように
自分をそのまま 信じていてね
明日は来るよ どんな時も

明日は来るよ 君のために

2009年2月8日日曜日

Supercapitalism

昨年発売され、大きな反響を呼んだ「暴走する資本主義」という本を読みました。今週に入って夜眠る前に少しずつ読んでいたのですが、その内容はとても興味深いものであった。

原題は「Supercapitalism」、「超 資本主義」あるいは「行き過ぎた資本主義」という感じであろうか。

資本主義の対極にある共産主義が破綻し、資本主義=資本による統治が極端にまで進んだ現在の社会を、Supercapitalismとよんでいる。従来は民主主義という政治原理があって、現代の社会は民主主義に基づき運営されていると信じ込んでいた。
しかしながら本書では、資本力を有する者がその資本の力により、いともたやすく政治の世界を動かしていく様を的確にあぶり出していく。

例えばアメリカの政治社会で伝統的に力を持っているロビイストの存在である。日本にはこういった制度がないのであまりピンとはこないかもしれないが、いわゆる財界からの圧力などがこれに該当するのであろうか。
経団連などの財界の代表が国の諮問会議などで大きな発言力を持つようになり、小泉内閣ではその力を背景に行き過ぎた規制緩和が進み、現在の雇用不安を招いたことは記憶に新しい。

政治体制や社会習慣が日本とは大きく違うアメリカでの例であり、直接に日本に当てはまるとは思えないが、きっと近い将来目の当たりにする姿ではないだろうかと危惧される。

本書では、そのための処方箋も挙げているが、その中で一つ頷ける指摘として、「企業」を擬人化することをやめようという提案があった。

よく我々は企業があたかも一つの意志を持った存在であるかのように扱うことがある(例えば、企業による犯罪、品のない会社、などなど)が、これは明らかに間違いである。企業をそのように扱うと、あたかも企業自体がある種の義務や権利を持った存在であるかのように誤認してしまう。
企業が社会に対して何らかの権利を持っているなどと考えることは誤りである。その考え方を推し進めていくと、民主主義が資本主義に乗っ取られてしまうことになる。

そしてこのことから、法人税の廃止などへと論は進んでいくのであるが、この法人が権利主体とはなり得ないという考え方は非常に興味深い。確かに、そこの押さえを間違うと、とんでもない未来が待ち受けているような気がする。

昨年出版された経済書の中で、どこの書評をみてもトップ3に挙げられてるこの本は、その評判に違わず読み応えのあるおもしろい本でした。

2009年2月7日土曜日

47

恥ずかしながら、今日2月7日は私の誕生日であります。
なんと47歳になってしまいました。

かの織田信長は47歳で亡くなっています。
また栄西禅師が二度目の入宋をしたのが46歳だそうです。

まだまだ何事かを成し遂げる時間はあると言うことでしょうか。
一体この先どれほどのことができるでしょうか。

惑いっぱなしの40代を送っています。

2009年2月3日火曜日

大阪へ

今日は節分でした。
全国のお寺や神社では節分行事が多数行われたことと思いますが、残念ながらあいにくの雨でした。

その雨の中今日は大阪のリッツカールトンホテルで行われた、遠藤功さんの講演会を聞きに行って参りました。さすがに人気の講演とあって、会場は超満員。相変わらずためになる話で、90分という時間もあっという間に過ぎてしまいました。

ただ、後ろの席に座っていた男性が、封筒から資料を出したり入れたり、鞄から何かを出したりしまったりと、とにかくごそごそとうるさくて困ってしまいました。聞く気がないのなら、出て行けばよいのにと思っていたら、休憩時間には資料もすべておいたままで帰ってしまいました。
会場を間違えたのでしょうかね。せっかく良い機会だから、しっかり聞いて帰れば良かったのに。惜しいことです。

2009年2月1日日曜日

比叡山



先日、宝ヶ池へ行ったとき、会館の前から一枚。
ここまでくると、間近に見えて迫力があります。

散髪に行ってきました

今日下の娘と一緒に髪の毛を切りに行ってきました。
最近は価格破壊が進むこの業界、我が家の近所にも理容と美容が一体になった新しいお店ができたので、最近はここを利用している。小学生の娘ならカット、ブローで1200円くらいなので、大助かりである。

今日は先に娘のカットをしてもらい、その後隣で私の整髪をしてもらったのであるが、おそらくは同じ資本系列なのだと思うが、店の雰囲気は大違い!

娘の行った美容コーナーでは、ずっと娘に話しかけてくれていたようで、最初から最後まで笑い通しで、帰りもご機嫌で帰って行った。ご多分に漏れず、このお店でも顧客カードを作っていて、何回か通うと無料で何かのサービスが受けられるようである。このお店では、そのカードにスタンプの代わりに担当者の名前を書いてくれて、どんな処理をしたかも欄外にメモがしてある。

一方、私の行った理容コーナーでは、終始ぶすっとした顔立ちで、店員同士の会話にも笑顔がほとんどない。どうも雰囲気が明るくないのである。こちらの店の顧客カードは、レジのところでまさにスタンプを押してもらうだけである。

同じ店のはずなのにこの違いは何だ。

いくら安くても、安かろう悪かろうではお客は決して支持してくれないのではないか。せめて数分間は、お客にいやな思いをさせないでいてほしいものである。うそでも自分は大事にされているなと思わせるような扱いをしたほうが、お互いのためだと思うのであるが。