2009年1月14日水曜日

ZEN

先日、仕事の帰りに「ZEN」という映画を見てきた。
曹洞宗の開祖「道元禅師」の生涯をコンパクトにまとめた映画である。

昨年末、実家のお寺にお参りしたとき住職に是非にと進められたこともあり、機会があればと前売り券を買っていた。
おそらくは曹洞宗のPR映画?と高をくくって見ていたのだが、徐々にその内容に惹かれてくのが実感できた。また、とても驚いたのは、平日の夕方にもかかわらず、120名ほどが入るホールは満員で、私の取った席が最後の一つ。最前列の左端という映画を見るには非常に過酷な状況であった。
まさかこれほどの人気とは、ちょいと見くびりすぎであった。

よく言われるとおり、彼はそうに留学し、本邦に「禅」を持ち込んだ人であり、53歳の若さでその生涯を終えている。
彼が著した「正法眼蔵」は、当代随一の哲学書とも言われており、とてもじゃないが歯が立たないとは思うものの、何とか今年中に一通りでも読み通してみたいと思っている。

「只管打坐」ただひたすらに自らと向き合うことにより、何かが見えてくるのではないかと考えている。

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