2011年8月14日日曜日

50年前の昨日8月13日、今のドイツ連邦共和国の首都であるベルリン市に、東西を分断する壁が築かれました。

私の生まれる半年前です。

以前にも書いたことがありますが、私がベルリンに駐在していた頃は、既に壁が無くなって10年がたった頃で、街中には殆どその痕跡はなく、郊外に若干保存されているくらいでした。

確か築かれたときの全長は160kmくらいだったと記憶していますが、現在残っているのはその1%位だったと思います。

ベルリンを離れる直前に、壁があった跡を数キロほど丹念に歩いたことがあるのですが、全く人が住んでいないような原野にまで、壁が立てられていたようです。

今考えると本当に愚かな構造物ですが、当時はまさに東ドイツを始めとする東側諸国と西側諸国の存亡を書けた戦いの象徴だったのでしょう。

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