2011年2月21日月曜日

公務員の倫理観

先日、人事院から「公務員倫理に関するアンケート調査結果について」という資料が公表されました。

それによると、公務員全体に対して倫理観が高いと評価してくれているのが、全体のほぼ半分。これが幹部職員に付いてのアンケートとなると、およそ10ポイント低下します。
さらに幹部職員については、30%の人が全体として倫理観が低いと評価しておられます。

多くの方は、マスコミの報道などを見てそのように判断されているようで、その理由としては、「不祥事が多い」、「税金の無駄遣い」、「公益より私の利益を優先」と、かなり手厳しい評価です。

確かに、公務員というのは、日本国憲法の中でも「全体の奉仕者」であると規定されており、一般の方より高い倫理観を持つことが求められています。また、我々もそれが当然と思って日々仕事をしています。

いわゆる、高級官僚と呼ばれる方々もそれは同様だと信じています。確かに、不祥事はなかなか無くなりませんが、それは本当にまれなケース。ほとんどの公務員は、皆さんが絶望するほど程度の低い物ばかりではないと言うことを、今一度信じて頂きたいと思います。

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