2011年2月12日土曜日

主人公

唐突ですが、さだまさしさんの「主人公」という歌をご存じですか?
昔からとても好きな曲なのですが、急に思い立って昨日から繰り返し聴いています。

簡単に言うと、昔を懐かしむような歌なのですが、それだけではなく、明日へ向かっていく勇気をもらえる歌です。
何年か前の紅白歌合戦でも歌われたと聴いていますが、オリジナルの音源の方が私の好みです。

是非、一度聞いてみてください。


主人公 作詩/作曲 さだまさし



時には思い出ゆきの 旅行案内書(ガイドブック)にまかせ
"あの頃"という名の駅で下りて
"昔通り"を歩く
いつもの喫茶(テラス)には まだ時の名惜りが少し

地下鉄(メトロ)の駅の前には"62番"のバス
鈴懸(プアタナス)並木の古い広場と学生だらけの街
そういえば あなたの服の模様さえ覚えてる

あなたの眩しい笑顔と
友達の笑い声に
抱かれて 私はいつでも
必ずきらめいていた



"或いは""もしも"だなんてあなたは嫌ったけど
時を遡る切符があれば欲しくなる時がある
あそこの別れ道で選びなおせるならって…

勿論 今の私を悲しむつもりはない
確かに自分で 選んだ以上精一杯生きる
そうでなきゃ あなたにとても
とても はずかしいから

あなたは教えてくれた
小さな物語でも
自分の人生の中では
誰もがみな主人公

時折思い出の中で
あなたは支えてください
私の人生の中では

私が主人公だと

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