2013年1月30日水曜日

台北 行天宮

台湾に行って驚いたことの一つに、信仰心の高さが上げられます。
これは、台北でお合いした日本人の方からも伺ったのですが、台湾で普通の生活を送っていた方が、ある日を境に宗教活動を始められて、そのまま奉仕活動に従事される方がおられるようです。

次の写真は、台北中心部にある「行天宮」という寺院で、仏教と道教が融合したような民間宗教の寺院で、廟には三国志で有名な「関羽」が祀られているそうです。


これは平日の昼間に行ったのですが、写真のとおり多くの老若男女が一心不乱に祈りを捧げておられます。
実はこの風景、昼間だけではなく、夜になっても人が減ることはありません。
それはそれは結構荘厳な雰囲気を味わうことができます。

日本であれば、観光か参拝かよく判らない人でごった返しているところですが、この地ではそのような連中は我々くらいで、多くの参拝者をぬって、カメラを構えていると何かとんでもなくいけないことをしているような気になってきました。


こちらの写真に見える青い道服の皆さんは、いわゆる“僧侶”ではなく、ほとんどがボランティアの方々だそうです。
先に申し上げた、信仰活動に入られた方というのは、こういった方々のことなんでしょう。


このような方々は、平素の食事でも肉食を避け、いわゆる精進料理のようね“素食”という食事を摂られています。
街中には、この“素食”を食べさせるレストランがあちらこちらにあり、上のような道服を着た方々をお見かけいたしました。

その“素食レストラン”の様子と“夜の寺院参拝”の様子はまた改めてご報告したいと思います。

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