先ほど、先月12月の読書リストを更新しました。
先月は比較的少なめになりました。
結局年間では260冊あまりの本を読んだことになります。
その中でいくつか記憶に残っているのは、小説では三浦しをんさんでしょうか。
今年の本屋大賞にも選ばれましたが、何冊か読んだ彼女の本はとても読みやすくおもしろい。何よりも様々な分野を題材にしながら、それぞれについてしっかりと調査したうえで書かれていることに大変好感が持てる。
本屋大賞に選ばれた作品はまだ手にしていませんが、来年も是非注目していきたいです。
小説以外では、昨年から海外ビジネスの仕事をしていることから、アジア特に中国に関する書籍を多く読むようになりました。
玉石混合で、中国という国自体があれだけ巨大な国で、実質的には数十の国が寄せ集まってできたような国であるから、十把一絡げにして扱おうとしているような本は基本的に信用できない。
そんな中では昨年秋の政権交代劇を前に、中国の権力闘争の実態を描いた「チャイナ・ナイン」と言う本はおもしろかった。結局チャイナ・ナインはチャイナ・セブンとして、その権力の集中度合いをさらに高める結果となった。5年後の党大会までさらに目が離せないことである。
今年もできるだけ時間を見つけて本を読んでいこうと思っているが、どうも最近は根気が続かなくなって、軽めの時間つぶしになるような小説を手にすることが多く、読んだ後で後悔することもしばしばである。
今年はもう少し吟味して、本当に読みたい本を読んでいきたい。そう思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿