2012年12月4日火曜日

銀杏並木

ここ数日、しっかり寒い日が続いております。
街頭の木々もすっかり色を変え、ある物は散り、地面に美しい模様を描いています。

毎日、円町から府庁まで通る丸太町通には、きれいな銀杏並木が続いており、真っ黄色に色づいた街路樹はとても美しい直線を形作っています。

ところが、この銀杏木、木から落ちて地面にへばりつくとこれがなかなかやっかいな代物で、雨に濡れたりすると非常に滑りやすく、また脚や車輪で踏みつけられた葉は、地面にしっかり付着して、なかなかはがれようとはしてくれません。

この丸太町通も同様なのですが、中には早朝から歩道の葉を掃いてくれているとても奇特な方もおられます。

この円町の角にあるとある金融機関もそのうちの一つで、昨日も早朝から行員の皆さんが多数、箒やちりとりを手に掃除をしてくれていました。

ところが、この若い男性諸君の箒を持つ手が、何とも不思議な扱いようで、これはひょっとしてこれまで箒で掃き掃除というのをしたことのがないのではないかと思わせられました。

そういえば、普通の家でも掃除機をかけることはあっても、箒で掃き掃除なんてほとんどしませんよね。

ところで今でも、学校では掃除の時間ってあるんでしょうか?

我々の頃は、放課後というのは掃除の時間で、小学校の頃はぞうきんで教室の拭き掃除というのも当たり前でした。
途中で、箒ではなく、モップのような不思議な形の器具で掃き掃除をするようになり、いわゆる普通の箒を使っていたのは、中学生の頃までだったかもしれません。

そう考えると、今の若い人が普通の箒をあんな風に使っても不思議ではないのかもしれませんね。

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