2011年7月19日火曜日

台風

今夜は台風の接近でかなり強い風邪が吹いています。
昼間も、京都市内では珍しいくらいの強風が吹いていました。

今回の台風は速度が非常に遅いため、雨の降る時間が長く続くというのが特徴だそうです。

私が小学生の頃、生まれ育った舞鶴市の由良川沿いでは、毎年のように台風による洪水があって、田畑が冠水し、国道も水没してしまうと言うのが恒例のようになっていました。

最近では、河川改修も進んで、洪水の回数も減ったようですが、今から数年前に近年まれに見る大洪水があって、上流の福知山市や大江町、舞鶴市の由良川筋の低地が殆ど冠水してしまいました。

観光バスが水没し、流されそうになるのをバスの屋根に逃れ、一昼夜を明けて助け出されたあの光景をご記憶の方もいらっしゃるでしょう。

あそこから数キロメール下流が私の育った村です。

その大洪水を受けて、由良川ではさらに大規模な河川改修が進み、巨大な堤防を築くための工事が始まっています。
私の実家がある辺りの工事はこれからですが、工事が終われば、それまでと全く違う風景になることでしょう。
人命と財産を守ることは大切なことですが、そのために故郷の風景が無くなってしまうのも寂しいことではあります。

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