2009年12月18日金曜日

健康第一

今年の年頭にたてたいくつかの誓いを思い出していたのですが、そういえば今年の目標の第一は「健康」でありました。

5年前の大病については、4年前に一度再発したものの、その後は全く危なげなく、先生曰く「最も危険な時期」を越え、一つの目安であります5年目へ突入いたしましたが、どっこい思わぬ所に伏兵がいたもので、先月末に「急性虫垂炎」で緊急入院・手術をいうサプライズがありました。
昨年夏に一度発症したときに、抗生物質でごまかしたのが、結局は仇になったようで、今回は問答無用で手術と決まったのは致し方ないところでした。

どなたも「虫垂炎」の手術というと、簡単な手術という印象を持たれると思いますが、何事もなければまさにその通りで、部分麻酔で実質30~40分で終わってしまうような簡単な手術です。

ところがどっこい、私の場合は「簡単」とはいきませんでして、決して、腹膜炎を併発していたとか、癒着をしていたと言うことではないのに、結局2時間近くの時間がかかってしまいました。
というのは、私の体質が悪いのか何なのかは分かりませんが、麻酔がほとんど効かなくて、最初にメスを入れたときに、思わず「痛い!!」と叫んでしまい、その後は部分的に効いてきたところから少しずつ切開していくという羽目に陥ってしまったからなのです。
麻酔が、腹部へ回るよう手術台を傾けたり、部分的に皮膚の表面が麻痺するような薬を注射したりと、えらい騒ぎになりつつ手術は進んでいったのですが、最終的に腫れ上がった患部を体内から取り出すときは、まさに激痛を感じ、手術台で雄叫びを上げながらの仕儀となりました。
あまりの痛みに耐えかねていたところ、結局はガスを使って眠らされることになり、最後の瞬間は眠って(気を失って)いたので、痛みを感じることはありませんでしたが、まさに人生最大の痛みでありました。

幸い、その後の回復は順調で、手術後4日目には退院でき、10日後には職場復帰と、今は何ごともなかったかのように過ごしておりますが、一年の最後を飾るにふさわしい(?)とんでもないイベントでした。

ということで、年頭にたてた第一の誓いは、ものの見事に破られたという一幕でした。

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