2009年12月13日日曜日

書籍販売額

今日の新聞によると、年間の書籍販売額が年を追うごとに減少し、今年は2兆円を割り込むことが確実だそうである。
雑誌の休刊も相次いでいるようで、全く持って寂しい限りである。

活字離れが言われるようになって久しいが、今やそれ以上にインターネットによる情報が氾濫し、現在発行されている書籍でも、インターネットに掲載された文章をまとめたものが結構多い。あるいは、ケータイの画面から、というものさえ存在する。

出版という仕事は、国民に文化を伝えるとこを本旨としているのであるから、その媒体が紙であれバーチャルな画面上であれ、かまわないとは思うものの、やはりごろりと横になって、ページをめくる楽しみは何ものにも代え難いと思うのだが。

0 件のコメント: