2008年5月19日月曜日

御金神社


京都に、「御金神社」という分かりやすい名前の神社があるのをご存じでしょうか。(ただしこの場合”おかね”ではなく”みかね”と読んで下さい。)

場所は、御池通から西洞院通を少し上がったところにひっそりと、しかし燦然と鎮座しておられます。

御祭神は、イザナギ、イザナミが最初に誕生させた神様達の一人「金山毘古神」、いわゆる金物の神様です。
従って、この神社は「お金」ではなく「金属全般」の神様なのです。

古くは、鏡、剣、刀、鋤、鍬などの農機具の神様であったようですが、最近では、金・銀・銅のほか通貨の神様、あるいは資産運用の神様とされているようで、神社に奉納されている絵馬には、宝くじ当選祈願や、商売繁盛などを願う者が多く、思わずにやりとしてしまいます。

この神社の特徴は、実は、この絵馬にあります。
神社の西奥には、樹齢200年と言われる銀杏の巨木にあやかってか、銀杏の葉の形をしているのです。


あまりメジャーではない神社ですが、国内唯一の金神様だそうです。
ぜひともお参りを。

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