2011年6月12日日曜日

TSUNAMI

昨日は震災からちょうど3ヶ月目でした。

今日は先日借りてきた「TSUNAMI」という本を読んでいたのですが、この小説は、震度5~6の地震が続いた後の金曜日午後3時45分頃に、600kmに及ぶかいていのプレート境界を震源とする大地震が発生し、日本の太平洋岸を大津波が襲うという、まるで東日本大震災を予言するかのような災害小説です。

そこでは逃げ遅れた人々が津波にのみ込まれていく様が描写されているのですが、まさに3ヶ月前にテレビの画面を通して見たそのままの情景が描かれていました。

唯一違うのは、暴走を始めた原子力発電所がメルトダウン直前に一人の社員の犠牲により救われるというところで、1週間後には復興に向けて大きく第一歩を踏み出す場面で終了しました。

残念ながら、今の政治には3ヶ月たった今も復興に向けて大きなビジョンを描くことができず、暴走する原発を尻目に、与野党共に権力闘争を楽しんでいます。

この現状は、首相や与党の責任だけではなく、野党にも大きな責任があります。
それを一顧だにせず、足の引っ張り合いを楽しんでいる。

早く何とかしないと。このままでは日本はダメになってしまう。

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