2011年6月25日土曜日

舞鶴

連日の猛暑に体力も奪われがち、かなり消耗しています。
今日も気温は上がり続け、その上湿度も高くて、不快指数も相当高かったのではないでしょうか。

ところで、先日久しぶりに故郷舞鶴へ行って参りました。
舞鶴市とロシアのナホトカ市の姉妹都市50周年を祝う式典に出席するために訪れ、東舞鶴へ行ってきたのですが、久しぶりにじっくり眺める町の変貌ぶりには驚かされました。

私が高校時代までを過ごしたのは、古い城下町である西舞鶴で、東舞鶴となると殆どなじみがなかったのですが、それでもその変貌ぶりは、目を覆うばかりでした。

駅の周辺には空き地が広がり、商店も殆どありませんでした。
昔は、バスのターミナルがあったり、駅前商店がにはお店もたくさん並んでいたような記憶があるのですが、それも今は昔です。

私が舞鶴に住んでいたのは高校生までですから、あの街を離れてから既に30年以上が経っています。

大学を卒業したら、故郷に戻るつもりで市役所の試験も受けたのですが、残念ながら縁がなく、次善の策にと受けていた府庁に入庁し、そのうちに故郷に勤務する機会もあるだろうと思っていたのですが、結局こちらに家庭を持つことになってしまいました。

私が住んでいた頃の舞鶴市の人口はおよそ98000人、徐々に減り続けてはいましたが、まだまだ地方の中核都市の体裁は保っていました。

今ではおよそ88000人、さらに高齢化率は当時の比ではないでしょう。

同級生の多くも故郷を離れてしまっています。

それでも、今も舞鶴に留まっている人たち、戻ってきた人たちはたくさんいるようです。

故郷を離れてしまった私にとっては、彼らの存在はまぶしい。

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