2011年6月19日日曜日

人間の可能性を妨げる6つの要因

今日は村上和雄さんの「スイッチオンの生き方」という本を読んでおりました。

彼は、遺伝子を研究されている科学者で、人智を越えた「サムシング・グレート」と言う物の存在を語っておられます。

しかしながら、彼の話の骨はそこではなく、人間は自分の心の持ちようで、いくらでも成長する可能性を持っていると言うことにあります。

人間の体を構成している細胞の中にある遺伝子情報、この遺伝子のうち実際に遺伝情報として働いているのはわずかに2%で、残りの98%の働きは全く解明されていないようです。

彼は、ここに大いなる潜在的な可能性があると断じており、努力することで、この98%を働かせることができると考えておられます。

これが、遺伝子のスイッチをオンにするという考え方です。

スイッチをオンにするための因子として、外圧的な物理的(熱、運動など)、化学的(食物、喫煙など)因子の他、精神的な要因を挙げておられ、特にこの遺伝子の目覚めを妨げる精神的な要因として、マズローの「人間の可能性を妨げる6つの要因」を挙げておられます。

以下にその6つを
①いたずらに安定を求める気持ち
②つらいことを避けようとする気持ち
③現状維持の気持ち
④勇気の欠如
⑤本能的欲求の抑制
⑥成長への意欲の欠如

人間は、何歳になっても無限の可能性を秘めた存在であると、私は信じています。
その可能性を閉ざさないためにも、「前をむく気持ち」、「感動する気持ち」、「変化を求める気持ち」、「感謝する気持ち」を忘れないようにしたいと思っています。

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