2009年7月21日火曜日

解散!総選挙

今日、予定どおり(?)、衆議院が解散された。

おおかたの予想では、現与党特に自由民主党に非常に厳しい結果が出るだろうと言われている。
昨年来の様々な出来事を見ている限り、この予想が大きく外れることはないだろう。

自らの政権担当能力が欠如を露呈しながら、対立野党の政権担当能力に疑問符を付けたり、四年前の勝因は何であったのかを忘れたかのような豹変振りを見せるなど、国民を愚弄するかのような行いは、厳しく裁断されて然るべきでる。

とはいえ、他方の最大野党にもこれと言った決め手が無いのも事実である。

この際、与党の皆さんは、謙虚にこの4年間を反省していただいて、改めるべきは改め、次の4年間で実施すべき事。さらには10年後の日本の姿を我々の前に提示して欲しい。

同じく、野党の皆さんにも、政権をとらんがための甘言を弄するような政策ではなく、10年後20年後の姿を私たちに提示して欲しい。

今回の総選挙が、互いの欠点をののしり合う選挙になってしまってはいけない。真の政策論争を戦わせて欲しい。

私たちは、高齢化問題、エネルギー問題、食糧問題などなど莫然とした不安の中に生きている。
10年後20年後の夢が全く描けない状況を生きている。
さらに最大の不幸は、この莫然とした不安が国政を預かっている皆さんには全く届いていないだろうと言うことである。

今回の総選挙では、どちらが多数を握るにしても、すべての立候補者の方々には、過去最高の投票率を目指して、強く自らの政策を訴えかけて欲しい。

そのことだけを切に願いたい。

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