今日、東日本大震災からちょうど1ヶ月となりました。
地震のあった14時46分には職場でも黙祷させていただきました。
この地震は、世界の歴史上においても稀に見る規模の地震であり、なおかつその後に引き起こされた津波による被害は、我々の予想を遥かに凌駕するとてつもない規模となりました。
また、過去の大震災と決定的に違うのは、それらによって引き起こされた原子力発電所の暴走です。
当初は、想定外の未曾有の大震災による天災と考えられていたところ、どうやら想定されていたにも関わらず、あえてその対策をしなかったという「人災」の可能性が広がってまいりました。
この災害以来、世界中で原子力発電政策を見直す気運が高まっています。実際国内でも原子力発電所を新設することは、当分難しいだろう、ひょっとすると全く無理なんじゃなかろうかと思います。
しかしながら、地球温暖化対策として国内の温室効果ガス排出量を削減するためには、原子力による発電量を増やしていくことが、セットで考えられておりました。
おそらくは、今後の見直しも同時並行的に進められていくのだと思いますが、これら以外にも多くのことで従来の考え方を大きく見直さなければならないことは間違いありません。
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