先日は、たまたま空席を見つけて座ったところがトイレの前。おかげで降車までの20数分間は、えもいわれぬ悪臭に見舞われました。
列車に限らず、駅、公園などの公共空間のトイレというのは、使われ方が尋常ではなく、普通では考えられない汚れ方をしているものです。
昔、ドイツに住んでいた頃は、公衆トイレ等というものがほとんど存在せず、小さな子ども連れの身にとっては、非常に厳しいものがありましたが、一方で、デパートやレストランなどのトイレには、必ず「番人(我が家ではこう呼んでいました)」がいて、使用後すぐにトイレの掃除をしてくれます。そのかわり、その人に当時のお金で30円くらい(1/2マルク)のチップをあげるというのが、通常でした。
最初の頃は、トイレに行って金を取られるなんて!!と思っていたものですが、慣れてくると常に清潔というのは気持ちの良いものと思えるようになってきました。
国内でも、特に観光地などで有料のトイレが設置されるようになってきました。なかにはハイテクのトイレもあるようで、清潔と安全はに対する価値が評価されてきたと言うことでしょうか。(それだけ社会の相対的なモラルが下がってきているとも言えるのかな?)
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