働くと言うことは、直接には生活の糧を得ることに繫がるわけですが、もし本当に「カネのためだけに働いている」という人がいるとしたら、その人はとても不幸な人だと言えるかもしれません。
もちろん、その考えを全く否定するものではなく、私自身も仕事でとてもつらいことがあって、辞めてしまいたいと思ったときも、子供や家族のことを考え、彼女らを路頭に迷わすことはできないと、気分を古いここしたこともあります。
しかしながら、今の私にとっては、働くことによって、何かしら社会と繫がっている、多少なりとも社会の役に立っている、たくさんの人と関わることによって刺激を受け成長できることなどが、働くことのモティべーションとなっています。
私たちの仕事は公共サービスの提供ですから、お客さんにとっては他に代替の事業者という者は存在しません。サービスの質に限らず、それを享受するしかないわけです。それにあぐらをかいていた時代も過去にはあったようですが、今ではそのようなことは許されませんし、サービスを提供する我々としても、そんなことでは楽しかろうはずもなく、働く人々にとっては、お客さんの笑顔というのが最大の報酬であることには代わりありません。
上の娘は今大学2年生で、来年には就活が始まります。雇用情勢はとても厳しいようで、彼女が望む仕事に就けるかどうかは判りませんが、どんな仕事であっても、働くことの喜びを早く知って欲しいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿