2011年1月16日日曜日

土曜授業

今朝読んだ新聞で、少し気になる記事を見かけました。

今、公立の小中学校で土曜日にも授業を実施しようという動きがあるようです。
特に、都心ではその兆しが顕著なようで、当然のことながら保護者からは歓迎の声もあり、全国的にその風潮が広まりそうな気配があります。

一方で、最近の学校現場での労働強化と教師不足が、深刻な問題となっています。

昨今問題になっているモンスターペアレンツの例を出すまでもなく、学校の先生達というのは大変厳しい労働環境に曝されています。
かつては、家族や地域が担っていたしつけや社会教育と入った部分についても、学校での教育に委ねようという風潮が強い上に、教育内容はどんどん高度化し、その準備に追いまくられていると言われています。

こういった状況を改善することなしに、「子供のため」という美名の下に先生達をさらに追い込んでもよい、とはどうしても思えないのですが。

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