2011年1月10日月曜日

成人の日

今日は成人の日。全国で新成人を祝う式典が開催されました。
残念ながら、今日も雪に見舞われた地域がたくさんあって、晴天の門出とはいかなったようですが、これから厳しい時代を生きていかなければならない新成人に心からエールを送りたいと思います。

今年の新成人は年連続の減少で、全人口の1%を切ったそうです。
親の世代は、ちょうど私たちの世代で、晩婚化と少子化が問題になり始めた頃でした。

彼らが生まれた今から20年前というと、1990年。世に言う失われた20年の始まりの頃です。イラクがクウェートに侵攻し、秋には統一ドイツが誕生し、私事ながら母が亡くなった年でもありました。
それからの20年は、バブルの崩壊、平成不況、そして今では就職氷河期と呼ばれ、彼らにとっては本当に厳しい時代が続きました。

こんな時代を作ってしまった責任は我々親の世代にあるわけだけに、彼らに対して本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

私たちが未来を託す彼らのためにも、我々親の世代がやらなければ行けないことは、まだまだたくさんあると思います。

我が家の上の娘は来年成人式を迎えます。そして今年は、昨年亡くなった甥っ子が、成人式を迎えるはずでした。

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