2009年8月4日火曜日

脱走!!

昨日、びっくりするような新聞記事を目にしました。
国によって法律・制度は違うと判っていても、実例を目にすると改めて驚くことがたくさんあります。

脱走と言うことで思い出すのは、ビクトル・ユゴーの「レ・ミゼラブル」です。
その昔、ロングランのミュージカルにもなり日本では劇団四季が上演して、大ヒットしましたが、実は大学生の頃と社会人になってから2度全巻(岩波文庫で7巻までありました)を通読しました。

その昔、小学生の頃、担任がお休みで替わりに授業をしてもらっていた教頭先生が、本を読むことのおもしろさについて話をしてくれて、特に推奨の本として「あぁ無情=レ・ミゼラブル」を挙げて紹介してくれました。

おそらく、図書室に行けば児童向けの本があったのでしょうか、その時はさしたる興味も覚えませんでした。

ところが、大学生の頃、歴史小説にこり始めた頃から、海外の名作文学にも興味を覚え始めまして、少しずつそれらにも手を出し始めました。

その中で、この「レ・ミゼラブル」には大変な感銘を覚えました。大変長い話ではありますが、途中には何度かヤマ場が訪れ、全く飽きさせない展開が続き、何よりも最後の数頁は何度読んでもナミダが止まらない名場面です。まさにこの感動の瞬間のためだけに、この長い長い物語が書かれているのだ、と深く感じ入った次第です。

皆さまもぜひお試しあれ。

0 件のコメント: