2013年9月8日日曜日

つぎはぎプラネット

私が、中学・高校の頃、夢中になって読んだ作家、それが星新一でした。
出る文庫を、次々に買い続け、時間を忘れて読みふけっておりました。

彼が亡くなったのが1997年の年末と言いますから、すでに15年以上の月日が流れたことになります。

その間に、最相さんの素晴らしい作品が生まれるなど、死してなお影響力を持つ作家と言えるのではないでしょうか。

その星新一が今から50年くらい前に、少年雑誌や業界PR雑誌などに書いたショートショートを集めた文庫本が、先日発売されました。
確か7月頃にそのニュースを目にしてから、いつ出るかいつ出るかと楽しみにしており、つい先日店頭で見かけ、さっそく購入。今日いちにちを掛けて読みました。

内容的には、子供向けに書かれた小説がたくさんあって、大人の読者としては、やや物足りないところもありましたが、何れも初めて目にする作品ばかりですから、ある種の感慨を持って読むことができました。

そして巻末には嬉しいサプライズが。

星新一ファンには必読の書です。

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