2013年9月3日火曜日

人間と政治

今日は一日結構な雨になりましね。
朝方こそ大丈夫でしたが、昼からは大雨警報まで発令されました。

その雨の中、今日は舞鶴まで行っていたのですが、その雨の影響で、特急が少し遅れて、ちゃんと帰れるだろうかと心配になってしまいました。

結果的には、帰る頃には雨も小やみになってきて、無事予定どおりに帰ってくることができました。

今日の往復の電車の友は、岩波新書の「人間と政治」。元東大総長南原繁氏の著作です。
とはいえ、中に収められているのは、氏の講話録で、特に終戦直後の大学での卒業式で、卒業生に贈る言葉が何編か収められています。

お話しされていることは、ようやく訪れた平和への熱い思い、敗戦国である日本がこれから歩むべき道、台頭しつつある極左と極右への懸念などなど。それらがとても熱い言葉で語られています。

残念ながら、当時著者が懸念されていたことが、60有余年の時を超えて、起こってしまいそうで、ゾッとしてしまうようなこところもあります。

まだ最後まで読み切れていませんが、なかなか読み応えのある一冊です。

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