2013年9月17日火曜日

特別警報

台風一過、まさにその言葉が相応しい快晴となりました。
被災された皆さんには、心からお見舞いを申し上げます。
一日も早く、普段に生活に戻れますよう、お祈りいたします。

さて、昨日の大雨では、初めて“大雨特別警報”が発令されました。
朝の5時に京都府に発令されたときには、枕元に置いてあるスマートフォンが大きな音を出し、思わず飛び起きてしまいました。

その後の、大雨はテレビで報道されたとおりで、京都の景勝地嵐山が水に呑まれ、その下流域にも濁流があふれ出しました。
インタビューに答える住民の方々は異口同音に、“経験したことのない”とおっしゃっていることから、まさに特別警報のとおりであったわけです。

一方で、京都市内の広い地域に渡って、避難勧告・指示が出されていたにも関わらず、実際に非難された方は、ほんのわずかであったそうで、そのことを問題視される方もたくさんあります。

これは、我々行政にとっても非常に頭の痛い話で、如何に正確な情報を的確に伝え、適正な行動を取って頂くかというのは、永遠のテーマです。

あまり乱発すると、オオカミ少年の様になり、誰も信じてくれなくなると言われることもありますが、何と言われても、わずかでも可能性があるなら、最悪の事態に備えて頂くため、情報提供を怠らないというのが重要だと思っています。

今回の特別警報は、まさに“過去に経験したことがないような大きな災害”が襲うことを、実証したと言えるのではないでしょうか。

みなさん、災害時の情報には十分注意しましょう。

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