2012年8月13日月曜日

増える 書店ゼロの街

今日ネットでニュースを見ていたら、びっくりするようなニュースがありました。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012081290070300.html

今やこんな時代になったのですね。驚きです。

確かに最近はインターネットの発達で、自宅にいながら書籍を注文することができ、一部のサービスは送料無料で利用することもできます。
従って、いわゆる"リアル店舗"は必要ないのかもしれませんが、ネット書店を利用するためには、前もって書籍名とか著者名を知っていなければたどり着くことができず、"新たな本"との出会いは、かなり制限されてしまいます。

アマゾンなどのサービスでは、過去の注文歴や検索歴などから"お薦め商品"を見ることができますが、これにもかなり限界があります。
むしろ、一度買ったけれどしょうもなかった本でも履歴に残ってしまうので、かえって鬱陶しいくらいです。

私は、どこへ行ってもその町の本屋さんによるのが楽しみで、独特の品揃えをしておられる書店などへ行くと、身震いするほどの感動を覚えます。
昔は、田舎の書店であっても、オリジナルのブックカバーがあって(いや、今でもあるのだろうか?)、それを集めていた時期もありました。

本屋の棚を眺めて、よく知っている作家の隣に並んでいる"未知との遭遇"に心ときめかせる。
これぞ読書の醍醐味だと思うのですが。

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