2012年4月27日金曜日

相互信頼

先日の亀岡市での交通事故に引き続き、千葉県や愛知県でも集団登校中の児童の列に車両が突っ込むという事故が発生した。
いずれも、運転手は20代で、考え事をしながら運転していたともいわれている。
つい先日、あのような事故があったばかりでもあり、車を運転する際には、いっそう緊張してもらわければいけないと思うのですが、本当に残念なことです。

ところで、先日の事故以来京都府内では通学路の一斉点検が行われたり、大きな交差点では警察官の姿がみられたりと、それなりの応急対策はとられているようです。
とはいえ、通学中の児童はもとより我々でも、周囲を走行する車両は"基本的には"交通法規を遵守して通行していることを当然の前提と考えています。
もし、そういった前提が通じないような車両が横行するようであれば、私たちは安心して社会生活を送ることができません。

さらには、運転していた少年の家族からの求めに応じて、警察署や学校から被害者の住所や連絡先が漏洩していたという事実も明らかになりました。
彼らは私と同じ公務員であり、特に公正さが求められる立場にあります。
また皆さんからの信頼があって初めて成り立つ職業でもあります。

私たちの社会は相互の信頼を前提に成り立っている。そのことを改めて確認したいと思います。

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