2012年4月15日日曜日

国際共通語としての英語

今日は、かなり前に買ったまま置いてあった「国際共通語としての英語」という本を取り出して読んでおりました。
この本は、英語力上達のためのハウツー本ではなく、英語を学ぶ上での心構えといった物を説いた物で、目から鱗が落ちる思いで読ませてもらいました。 
もともとヨーロッパの一つの島国で話されていた「英語」という言葉が、今では「国際共通語」として世界を席巻し、あらゆる国では「英語」を話せる人材の育成に精力を注ぎ込んでいます。 

ところが、日本においては中高大学と8年間以上の英語教育にもかかわらず、いわゆるTOEICなどのスコアを見ると、世界の先進国の中ではかなり下位に甘んじています。
私自身も、今の仕事をするようになって、自分の英語能力の低さに歯がゆい思いをしており、何とか英語が使えるようになりたいと痛切に思っている一人です。

 この本の中では、その英語を学ぶ際に、思い切って“英米文化の理解”ということを切り捨ててはどうかと提言しています。

“世界共通語としての英語”ですから、そのバックボーンに英米文化を据える必要はないのです。要はできる限り“誤解のないように”“コミュニケーションがとれれば良い”訳ですから、ネイティブの言い回しや難しい慣用句にこだわる必要は全くなく、“コア”の部分をしっかり体得することが大事だと言います。 

もちろん、この“コア”が何かという問題は残るわけですが、この主張はとても小気味よく、英語学習に対する呪縛から解放されたような思いがしています。
 この上は、改めて英語力の上達に挑戦したいと思います。

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