2010年1月31日日曜日

春よ来い

今日で2010年の1月が終わります。

今年は必ず良い年になる!!そう宣言したことを少々悔やんでいます。
なんな悠長なことを言っていた全く同じ頃、私の身近で、私の知らないところで、あれほどの不幸な出来事が起こっていたとは、想像もしていませんでした。

父や私は、ようやく事実として受け止めることができるようになりましたが、残された家族はとてもそうはいかないでしょう。言葉で慰めることはできますが、立ち直るのは本人にしかできないことですから、それを期待するしかありません。

ところで、明日から2月。いよいよ大学受験の本番です。
我が家の受験生も、来週は私立大学の入試が3つ続きます。

先日、親の気持ちがようやく分かるようになったことを父に話しました。父は苦笑いを浮かべつつも、当時なかなか結果が出なかったことに心を痛めていたと話してくれました。
実は、私の通った香川大学の法学部というのは、私たちが第一期生。しかも国の予算が年度内に決まらず、4月まで持ち越されるという、不運・幸運もあって、なんと5月の連休明けに単独で入学試験が実施されたのです。
当然のことながら、時季外れの入試と言うことで、その年に受験に失敗した輩が全国から受験しにやってきて、結構な倍率になったことを覚えています。まさか、それまでの受験でことごとく結果が出ていなかった私が合格するとは期待しておらず、入学できたことは望外の喜びでしたが、それ以上に両親の喜びように感謝をしたものです。

あれからすでに30年。悲しみくれる姉には申し訳ない思いつつ、娘にも早く春が来ることを祈っています。

0 件のコメント: