2010年1月6日水曜日

ドイツのパン

最近、昼食にパンを買ってきて食べることが多いのですが、ときどきドイツの無骨な堅いパン「ブロートヒェン」を思い出します。

ドイツのホテルの朝食には必ず出てくるパンで、いつもナイフで上下に切り分け、間にハムとチーズを挟んでサンドイッチにして食べるのが常でした。このチーズやハムも結構種類があって、それなりにバリエーションが楽しめ、ときには、昼食用にいくつかくすねて帰ったものです。

どんなパンもそうですが、焼きたてはとりわけいおいしく、この無骨なパンになれてしまうと、フランスのクロワッサンや最近の柔らかい食パンなどは頼りなく感じたものです。

ドイツでは、商店の営業時間に厳しい法律がありまして、日中の開店時間が厳しく規制されており、特に休日はほとんどの店が閉まっています。
その中にいくつかの例外規定があり、パン屋さんがそのうちの一つだったと記憶しています。朝早くから、焼きたてのパンが店頭に並べられ、ご近所さんとおぼしき皆さん方が、買い物かごを片手にお気に入りのパンを買っていたのを思い出します。

久しく、あのドイツパンを食べていませんが、どこかで手に入らないものでしょうか。

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