2010年1月19日火曜日

無題

今日、人生で最大の悲しみを経験しました。

人は生きていく上で、いろいろなつらい目に遭います。
しかし、乗り越えられるつらさと、乗り越えられないつらさがあります。
今日、体験したのは乗り越えられないつらさです。

18歳になった息子を亡くした両親に会ってきました。
彼は言葉にできないつらいに耐えかね、今年のお正月に自ら命を絶ちました。
悲嘆に暮れた両親は、家族だけでひっそりと彼を送ってやりました。
そして、なすすべもなく毎日を泣いて暮らしています。

いくら、もっともらしい宗教や哲学の本を読んでも、
残された二親にかけてやる言葉は見つかりませんでした。
ただただ、肩を抱いて、話を聞いてやることしかできませんでした。

彼らにとっては、自慢の息子、希望の子でした。
そして、私にとっては、たった一人の甥にあたります。

神は、何故に、このような試練を与えたもうたのでしょうか。
あまりに悲しすぎます。つらすぎます。

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