2010年1月12日火曜日

ニュースによると、中国大陸や欧州は記録的な大雪になっているようで、ドイツの都市部でも積雪のためパニックに陥っているようです。
新聞報道によると、ベルリンで17cmの積雪だそうで、私がいた頃にもそれほどの積雪があったという記憶はありません。

ご承知のとおり、ドイツの地形というのは南へ行くほど山岳地帯となり、積雪もあってスキー場なども南部に集中しているのですが、中北部の低地帯にはほとんど雪らしい雪は降りません。

そんな中での雪の思い出というと、毎年2月にドイツ南部ニュルンベルグで開かれる世界最大の国際玩具見本市へ行ったときのことが忘れられません。

おおよそ500kmの道のりなので、普通なら列車で行くところですが、そのときは何を思ったかか、自動車を駆って出かけることに致しました。
通常であれば、5時間くらいの道のりなので、お昼前くらいにベルリンを出てアウトバーンで向かったのですが、ベルリンを出た頃には全く降っていなかった雪が途中から激しく降り出し、アウトバーンは大渋滞となりました。

しかしながら、この見本市は見逃せないと見本市だったので、とにかくその日の内に着ければいいやと思って、車を走らせていたのですが、車はほとんど進まず、結局ニュルンベルグのホテルについてのは、真夜中少し前となりました。

世界中からバイヤーhが集まる見本市で、周辺のホテルはすべて満室状態だったので、必ず行くからと何度もホテルに電話を入れていたのですが、案ずることなくその日の宿泊は多くがキャンセルされていたようです。

翌日は嘘のような好天で、見本市も無事視察できたのですが、情報も全く分からない真夜中のアウトバーンで大変心細い思いをしながら運転し続けた懐かしい思い出です。

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