2012年7月7日土曜日

自ら命を絶つことは、

昨年の10月に大津市であった中学生の飛び降り自殺について、校内で非常に凄惨ないじめがあったことが、少しずつ明らかにされてきました。

報道されている内容は、まさに目を覆うばかりで、とても人の所行とは思えません。ましてや、それが中学生だとは。

彼は何度も担任の教師に助けを求めていたようですが、教師から生徒へ救いの手がさしのべられることはありませんでした。

そのときに感じた絶望感。察するにあまりあります。

“命”とは、かけがえのないものであって、決して粗末に扱ってよいものではありません。たとえそれが自分の命であっても、軽々しく扱ってはいけないものです。

しかしながら、そんなことは百も承知で、やむなく死を選んでしまった彼のことを誰も責めることはできないでしょう。ただ、周りの“オトナ”たちが救うことはできなかったのだろうか、それが悔やまれてなりません。

そういえば、甥が亡くなってからすでに二年半が経ちました。
姉夫婦もようやく落ち着いてきたようです。
今年のお盆には線香を上げに行こうかと思っています。

0 件のコメント: