2011年9月5日月曜日

コメ問題

台風一過の週明けとなりました。
奈良県、和歌山県では記録的な豪雨と共に、多数の犠牲者を出す大災害となりました。
まだ行方が分からない方もたくさんおられますが、亡くなった方々のご冥福をお祈りします。

さて、今日発売された2大経済誌「週刊東洋経済」と「週刊ダイヤモンド」の特集は、奇しくも「コメ」がテーマとして取り上げられています。

まだ、ゆっくりと読んでいないのですが、日本のコメどころである東北地方が、震災、津波、原発事故のトリプルパンチで大打撃を受けていることからくる、今年のコメ受給についての警鐘を鳴らすものだと考えられます。

東北地方の多くの水田では、今年の作付けができなかったところが非常に多くあります。また、原発事故による放射能の影響も懸念されるところです。

全く影響を受けていなければよいのですが、万が一放射能に汚染されておれば、残念ながら食用に供することは不可能だと考えられます。

戦後の食生活の変化に伴い、減少するばかりのコメ消費量ですが、それでも日本人の食生活には無くてはならないものです。

今年の夏は電力問題で大いに悩まされました。どうやらこの秋はコメ問題に悩まされることになりそうです。

この震災、原発事故の影響は、じわりじわりと広がり、思わぬ形で我々の生活に暗い影を落としつつあります。

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