2008年12月28日日曜日

2008年(その2)

今日は12月28日。普段の年なら今日が仕事納めで、この後1月3日まで6日間の年末年始休暇というのが通常の年ですが、幸か不幸か土日が挟まった影響で今年末は9日間の長い休暇となります。

今年後半から吹き荒れる大嵐のため、この間の休みを返上して業務を続けている同僚もいます。こんな時、公務員という仕事をしていることについて、改めて考えることがあります。

安定した職場とか、親方日の丸とかいう人たちもいますが、ほとんどの公務員はこんな時こそ社会のために貢献したいと考えつつ、我が身の無力さを実感し、ジレンマに陥っているのではないでしょうか。
こういうときこそ発揮されるべきは政治の力では、、、と思います。

さて、今日は今年のスポーツ界を私なりに振り返ってみたいともいます。

今年のスポーツ界といえばなんといっても北京オリンピックを外すことはできません。
谷選手の3連続金メダルならず、北島選手の2大会連続2種目制覇、星野ジャパン・男子柔道の惨敗、などなど様々なシーンが思い浮かびますが、極めつけは「上野の413球」の流行語を生み出したソフトボールでしょう。次回ロンドン大会では競技が行われないことになったため、ひょっとすると最後のオリンピックになるかもしれないこの大会での見事な金メダルでした。

華やかな活躍があった一方で、ますます巧妙化し深く浸透しているドーピングの甘い罠も忘れることができません。今年もメダルの剥奪などが相次ぎ、その根の深さが窺われます。

それ以外のスポーツといえば、スキャンダルにまみれた相撲界も忘れることができません。
八百長などは、いわば必要悪としてある種黙認されてきたところですが、暴行、殺人、薬害ときてはどこの世界に話かと思ってしまいます。国内での人気は翳りがちで、有望な新弟子は海外からしか調達できなくなってしまい、各階のモラル低下は一朝一夕には改善できないように思われます。
日本の国技と呼ばれる以上、何とか昔日の輝きを取り戻してもらいたいものです。

世相が暗くなってくると、スポーツをみることでその鬱憤を晴らしたいと思う人たちが多くなります。甲子園球場のライトスタンドで歓声を上げたり、サッカー競技場のスタンドで好きなチームのカラーにペイントしたり、スター選手の活躍に自分の夢や希望を重ね合わせたり、スポーツは本当に良い物です。
たとえそれが、見るスポーツであったとしても。

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