2008年12月27日土曜日

2008年(その1)

2008年もあと数日を残すのみとなりました。
私の勤務先も昨日12月26日で年内の業務を終了し、9日間の年末年始休みに入りました。

思えば、このブログを書き始めたのが今年の3月。内容はふらふらとあっちへ行きこっちへ行きしながらも、何とか年末を迎えることができました。今日は今年の政治を振り返って思うところを書いてみたい思います。

思い起こせば、今年は夏に北海道で洞爺湖サミットがあった年でした。すっかり忘れておりましたが、そのときの総理大臣はまだ福田康夫氏でした。昨年の秋に急遽総理大臣に指名されてから、最後まで人を食ったようなしゃべり方しかできないことが災いして、退任会見においてまで、失態をやらかしてしまいました。

そして、その後を受けて総理大臣に指名されたのが、英語はしゃべれるけれど、日本語はからきしだめという、どうにもならないようなお坊ちゃま。歯に衣着せぬ物言いが受けてると勘違いして、暴言、呆言のオンパレード。ばかばかしくていちいち突っ込む気にもなれない。

総選挙の顔として選ばれたはずが、人気は急落するばかりで、挙げ句の果てに出てきた施策が究極の愚策、ばらまき定額給付金。国民を愚弄しているとしか思えない。

来年の秋には、現在の衆議院の任期が終わるので、それまでには必ず総選挙が実施されることになる。
しかしながら、政府自民党の今の総裁ではとてもではないが総選挙は戦えない。ほかに据える顔はないのだろうか。

とはいえ、対する民主党に政権を担えるだけの力があるのだろうか。実は私自身は、この政党に対し、かつての社会党と自民党の負の面が寄り集まったような、という印象を持っている。反対するための反対。一方では超保守的、超右翼。のっぺらぼうに見える表の顔から、様々な別の顔がうっすらと透けて見える。損アイン賞である。

政策を作る能力のない政権。国のあり方を国民に示すことができないリーダー。自分の理念・信念を貫くことのできない政治家。
この国の政治はどうなるのだろうか。
来年の総選挙では、我々にどのような選択肢を示してくれるのだろうか。
世界的な大不況が猛威をふるっている今、ゆっくりと構えている暇はない。

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