2009年2月16日月曜日

酩酊大臣

昨日までの暖かさが嘘のように、今日はめっきり寒い一日となり、夕方には雪が降り出してきた。

毎朝出がけに新聞をざっと斜め読みしてでてくるのだが、今朝の社会目の片隅に、先日のイタリアであった中川大臣記者会見の様子について、小さな記事が載っていた。
このとき、どうやら大臣はすっかり酩酊の様子で、テレビのニュースの映像を見ると、ろれつが回らないだけでなく、目元も怪しく、途中からは半分眠ったような表情になってしまっていた。
公式には、風邪薬の飲み過ぎとのことであるが、その言葉を信じている人はおそらく一人としていないであろう。

彼は、以前にもすっかり酩酊して記者会見に臨んだことがある、いわば常習犯で、これが国内でとどまっているうちは、あるいは笑い話ですんだかもしれないが、今回は世界中にすっかり知れ渡ってしまったようである。

かつてのロシアの大統領も大酒飲みで、赤い顔をして現れるのがトレードマークでさえあったが、その彼でさえ、まともな受け答えができないほど酩酊しながら、現れるというようなことはなかったと思う。

何のために自分があの場所に望んでいるかということを考えるなら、あのような醜態をさらすことはあり得ないのではないかと思う。ここまで能力も覚悟も自覚もないような大臣の首を切ることもできない、総理大臣というのは一体何なんだろう。

支持率はついに10%を切ったそうである。

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