2008年11月19日水曜日

今日は何の日

今日11月19日について、

先日書店で本を物色していて「リンカーン演説集」という本を見つけ、立ち読みをしておりました(ちなみにその後ちゃんと購入いたしましたので、念のため)。

リンカーン大統領といえば、「人民の人民による人民のために政治」という演説が有名ですが、これは南北戦争のさなかゲディスバーグ国立戦没者墓地で、戦没者追悼演説の最後の一句です。
リンカーン大統領は、奴隷解放の父と呼ばれるなど、奴隷制廃止を打ち出して大統領となった人物で、結局その奴隷解放を巡って国内を2分する南北戦争に突入します。
演説の中では、自由の為に尊い命を落とした戦士達を讃えると共に、さらなる正義の戦いに向けた決意を述べています。
そのリンカーン大統領のゲディスバーグ演説が1863年11月19日だったのです。

アメリカ合衆国至上最も尊敬される大統領と言われるリンカーン大統領がすすめた奴隷解放は、今年ついに史上初の黒人大統領の誕生となって大きく花開きました。
一方日本では、厚生労働省の事務次官OBを狙った殺人テロが世情を賑わしています。

奇しくも、リンカーン自身もこの演説の翌年大統領に再選され、更にその翌年兇弾に倒れているのは、ご存じのとおりです。

government of the people ... by the people ... for the people ...、
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