京都という町は恐ろしいところで、
ぶらぶらとその辺を油断しながら歩いていると、
ビックリするようなものを見かけることがあります。
先日は、久しぶりに映画でもと思い、
かつての映画の都新京極通を歩いていると、
なにやら怪しげな宝篋印塔お見つけました。
そこには、「歌人 和泉式部の墓」と言う文字が。
三十六歌仙の一人、現在源氏千年紀で脚光を浴びる
紫式部と同時代の女流歌人である。
私事ながら、出身地である丹後地方に
夫と共に赴任し、娘である小式部内侍が
「大江山 生野の道の遠ければ、、、」
という名歌も読んでいる。
このお墓は、新京極通りの「誠心院」というお寺の境内にあり、
新京極通にも面している。
いろいろ調べてみると、このお寺の初代住職が
和泉式部であるようで、ここ以外にも
全国各地に「和泉式部の墓」と伝えられている
ところがあるようである。
京都の町を歩くときは、油断できない。
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