2010年12月6日月曜日

濃霧に注意

今朝も寒うございました。

嵯峨野線では、濃い霧のため20分程度列車が遅れてしまい、危うく遅刻をしそうになってしまいました。

山に囲まれ、中央を大きな川が流れる亀岡、南丹地区では、霧が発生しやすい条件を備えており、濃霧が発生する度、安念確認のため列車が徐行運転をしなければならず、どうしても列車が遅れがちになります。

今春、園部-京都間が完全に複線化されたおかげで、こういった遅れも多少解消されていたのですが、今朝の霧は特別深かったようです。

先ほど申し上げたように、霧が発生するのは山間部だけなので、保津峡を越えて京都市内に入るとからりと晴れ上がった青空の下に出てまいります。

このとき、市内から保津峡方面を見やってみると、保津の渓谷から白い霧が市内へ流れ込んでくる様子が、とても幻想的で綺麗です。

渡月橋付近はもちろん、昔は、嵯峨嵐山のホームからも見ることができたのですが、最近では建物の陰になって見ることができません。

ところが、先日関西空港へ向かう特急はるかの車窓から、北西方面を見ると、遠くにその風景を見ることができて、しばしの間ボゥっと見とれておりました。

自然が作り出す風景は雄大で美しい、そしてそれは人類の歴史とは関係なく、数億年にわたって来る返されてきたのだろうと思うと、なかなか感慨深いものです。

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