2009年5月3日日曜日

憲法記念日

今日は5月3日、憲法記念日である。
また、22年前に、朝日新聞社の阪神支局が襲撃された日でもあり、改めて「憲法」というものについて、思いを新たにする日である。

現在の日本国憲法が施行されて62年目になるわけであるが、この間現行憲法に対する世の中の考え方もかなり変化してきたのではないか。

今日の新聞で発表された調査結果によると、半分以上の人が憲法改正に賛成と答えている。
おそらく、具体的にどの部分か、という点になると大きく意見が分かれることと思うが、徐々に改憲に関する議論をタブー視しない機運が満ちてきたという感じであろうか。

私自身で言うと、法律を学び始めた頃は「憲法は守るもの」というイメージがあって、憲法改正なんてもってのほかと考えていた。

しかしながら、最近現行憲法制定時の状況をいろんな本で読んだり、あるいはまた「憲法というのは、その国の形」をあらわすのもであって、状況によってどんどん変化していくことを厭わないものだと考えるようになり、今一度国民すべてが納得する形の憲法を作るべきではと思うようになってきました。

国民の投票率が悲惨なくらい低くなり、政治への無関心層の割合が驚くくらい高くなっている今こそ、真剣にこの国の形を議論すべきときなのではないでしょうか。

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