2014年3月23日日曜日

広隆寺

今日は三連休の最終日、初日の春分の日こそ朝から雪や霰や晴天やと、めまぐるしくお天気が変わる奇妙な一日でしたが、昨日、今日はとても穏やかで、まさに春到来!といった感じの連休になりました。

私はというと、連休はほぼ本を読んで過ごしたのですが、昨日だけはカメラを持って京都市内へ出掛けていきました。

お出かけ先は特に決めていなかったのですが、急遽思い立って、太秦の広隆寺へ行って参りました。

広隆寺といえば、秦氏が建てたお寺として有名ですが、何と言っても国宝の第一号に指定された「弥勒菩薩半跏思惟像」があることで有名です。

私も何度か前を通ったことはあったものの、一度として足を踏み入れたことがなかったので、ぜひ彼の菩薩様を拝見したいものと、行ってまいりました。

像は、寺院内の霊宝館に安置されているのですが、内部にはそれ以外にも、国宝、重文の彫像がずらり。まさに圧巻でございました。

その中でもひときわ異彩を放つのが、その弥勒菩薩像です。
何とも言えぬ優雅な曲線と、穏やかなお顔。しばらく見とれてしまいました。

京都という町には、少し歩いただけでこのような教科書で目にするお宝に巡り会うことができます。改めて、ありがたいことだと感謝しつつ、充実した一日を過ごしました。

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