2009年9月6日日曜日

引き際には

9月に入って、早1週間がたってしまった。
今年の夏は、雨がちであまり気温が上がらなかったが、その分残暑が厳しいという予報が出ている。

長女の高校は来週末が文化祭、再来週の末は次女の小学校の運動会で、どちらも毎日練習練習でくたくたになっている。特に長女は、最後と言うこともあって、かなり気合いも入っているようである。

ところで、政権交代に浮かされた総選挙から1週間が経ったが、国会が始まるまでは、もう1週間待たなくてはいけない。その間は、現在の麻生総理大臣他の皆さんがその仕事を続けているわけだが、どうにも気合いに入ってないことである。

次の国会が始まれば、否応なく総辞職し、その後引き続き与党として采配を振ることができないわけであるから、仕方がないと言えばそれまでなのだが、せめて引き際は美しくやってもらいたいモノである。

巷間言われるように、今回の総選挙は国民が、この4年間あまりに無茶をやり過ぎた自民党にすえたお灸という性格が強い。一回くらい民主党にやらせてみようか、と国民の大多数が考えたために起こった状況であろう。

従って、民主党はかなりプレッシャーを感じながら政権を運営していかなければならないだろう。とはいえ、波乱が生じることは、かえって期待するところで、これまでの自民党政権時代のように、ずるずると知らぬ間にすべてが進んでしまっているということはないようにしてもらいたい。

そのためにも、自民党には野党としてのしっかりとした役割を果たしてもらいたいモノである。ただ、今度の選挙結果によると、自民党は人材がいなくなってしまった。害にしかならないような長老が残って、中堅どころがいなくなってしまった。この先の4年間を支える人材が見あたらない。まずは最初の総裁選挙に注目である。

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