2008年10月11日土曜日

今週を振り返って

10月の最初の週がようやく終わった。
まさにようやくという言葉がぴったりくるような一週間であった。

まず、今週は昨週末のニューヨーク発の金融市場の大混乱を受けた、2週続きの株価大暴落からスタートした。結果的に日本の市場ではこの一週間でおよそ25%の金融資産が”消滅”してしまった。誰かのところへ行ったのではなく、まさに消滅したのである。大手生保の経営破綻も1件あった。
また、米国の経済力が相対的に弱体化したことを受けて、円高も一気に進んでいる。日本のように好調であった外需に支えられた産業を主体とする国にとっては非常な大問題で、多数をしめる中小企業への影響が懸念される。
今後のことはなかなか予想がつかないが、株価については、今のままでは留まらず、もう一段下がるのではないかというのが、おおかたの見方のようで、さらに我慢が必要なようである。

一方で、2日連続で日本の科学者にノーベル賞というニュースも飛び込んでき。
いずれも、長年の苦労が報われたということであるが、前段の重々しい世相のせいか、国を挙げてのお祭り騒ぎとならないのが少々残念である。

とにかく、いろいろなことのあった1週間であるが、幸い来週の月曜日は体育の日でお休みである。3連休でゆっくり頭を休めることにしたい。

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